音楽日記2017.1.8. | まことアート・夢日記

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夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

音楽日記2017.1.8.
徳村慎


1.microKEY  Air61

やっぱ61鍵にして正解だったなぁ。ピアノの音色で弾いていても、足りないってことがない。余裕のある61鍵。


2.microKEY Air。

FM Essentialでハングドラムのような音を出して遊ぶ。
1オクターブの範囲内を叩く。


3.自作曲アルバム『ノーボーダー』を聴く。

自分を超えることは難しいが、色んな方法論で超えたり1周まわったりしてるんだと思う。

15分40秒という短さは、AFRAの『DEGITAL BREATH』に影響されている。この短さだと何度も聴くから良いと思う。世界を詰め込むという作業(作品作り)がアルバムを作ることだと思う。

その世界というのが今まではエスニック、クラシック、ジャズ、ロック、テクノ(EDM)という5つのジャンルだったと思う。この『ノーボーダー』ではアンビエントテクノ、ジャズフュージョン的な手弾きテクノ、ヒューマンビートと打ち込みテクノの融合といったテクノ寄りだが多ジャンルを感じさせるつくりになったと思う。リズムとかヒーリングに近いアプローチとかフィールドレコーディング的な鳥の声とか、色々言えることはある。ただ、それらを自分なりの文脈で混ぜて消化してるからテクノ寄りのジャンルなのだと思う。

これはやはりジャンルの横断という意味でも『DEGITAL BREATH』の影響が大きい。ジャンルを横断しているように聴こえるのだ。


4.AFRA『DEGITAL BREATH』

やはり、この流れはすごい。無駄が無い。世界が詰まっているように感じる。もともとヒューマンビートボックスはジャンルを横断してる部分がある。ヒューマンビートボックスをジャンルとして見てるのはYouTubeで色んな人がやっているのを観るからかも知れない。

ヒップホップやダブステップやドラムンベースなどヒューマンビートボックスの範囲は広い。やろうと思えばジャズ的なアプローチやエスニックに近い声も出せる。そういう幅広さがAFRAにはある気がする。その幅広さがテクノと融合してる『DEGITAL BREATH』はすごいのだ。

前項でも書いた通りにジャンルの横断をやってる感じに聴こえる。僕が今、最も影響を受けたCDアルバムが『DEGITAL BREATH』なのは間違いない。

ややメリハリを持たせるために女性ボーカルを入れてくる辺りとか、このアルバムはすごい。女性ボーカルだけではない。普通なら他楽器とのコラボで終わってしまうところだが、完全に調和している。不思議なアルバムなのだ。

僕の次回作に向けて語るならば、フィールドレコーディングとヒューマンビートボックスとウクレレとiPhoneみたいな組み合わせとか、サンプラーと3DSの打ち込みだとか、アコースティックギターとiPhoneやKAOSSILATORのパッドだとか。やはり何らかの組み合わせが感じられるものだろう。

その中でもmicroKEY Airを使った(つまり音源はiPhoneなのだが)音楽というのもクローズアップされてくると思う。とするとGarageBandとGadgetは確実なんじゃないか。だとするとMTRで楽曲を作るかも知れない。しかもそれが30分ぐらいの長さだと完成度は高くなるだろう。

すると3分ごとに区切られた楽曲が完成度を上げるんじゃないだろうか?

『DEGITAL BREATH』超え。これが今の目標かも知れない。


5.NHK-FM『フルトヴェングラー変奏曲、第一変奏~伝説の指揮者』

クラシックも良いもんだ。技術的に目指すところはクラシックな気もする。しかし、クラシックを目指して頑張ってもアンビエントになってしまう僕。そらでも聴くに徹するならNHK-FMのクラシックは良い。これを聴きながら次回作の構想をノートで考える。


6.KORG  Module LEをダウンロード。

KORG の無料の楽器アプリをダウンロードした。このアプリはmicroKEY Airを繋ぐと5種類の楽器が奏でられる。(繋がない場合はピアノ1種類のみ)

有料の完全版は100種類使えるようになるらしい。中々感触は良い。キーボード用のアプリなので弾きやすいとも思うが、う~ん。まあ、GrageBandの方がピアノの音は良いかも。ピアノの音だけで言うとGadgetのMarseilleのMarseille Pianoの方が好きかも知れない。本物の音らしいのはModuleLEのピアノなんだけど、それはそんなに必要としてないというか、まあ、時々立ち上げて弾く程度かもなぁ、と思う。たぶん、iPhone5sのスピーカーから出る音だとMarseille Pianoの方が輪郭がしっかりしていると思う。


7.ドラムンベースエスニック

ミニジャンベを叩いているとドラムンベースのフレーズが口から出て来て「エスニックボイスながらドラムンだなぁ」と思いGadgetでウォブルベースのMiamiでシーケンスを組みLondonの16分音符で刻むハイハットのシーケンスも組む。BPM160付近で鳴らす。

つまり、Gadgetでベースとハイハットを鳴らし、ミニジャンベを叩きながらエスニックボイスを歌う感じ。これはドラムンベースとエスニックを混ぜた感じ。いずれ録音したい。


8.ミニジャンベとPanDrumLite

右手でツツタツツツタツとミニジャンベで8ビートを叩きながら左手iPhone5sのアプリPanDrumLite。


9.microKEY Air61

iPhoneアプリGrageBandで弾きまくる。使った音色はGrandPiano、SoulOrgan(ドローバーを使って高い倍音を上げて中間の倍音を下げる感じ)、RichOscilators(スローアタックにしてパッド系で使う)、FatMonoBass(ベースラインを弾いてみる)の4つ。

ピアノ音色で弾くのが好き。ゆっくりとしたテンポのものを大抵弾いているんだけど、これで良いやぁ、と。20歳ぐらいの時は速弾きばかり練習してたなぁ。年齢を重ねて身体に無理なく弾くようになった。筋肉がついてないから自分なりの方法論でやることになる。それも個性かも知れない。あぐらをかいて膝の辺りに載せてるんだけど、この姿勢が出来るのは見に鍵盤だからだろうねぇ。軽いしねぇ。

ちょっとした自分へのご褒美というかアンビエント感覚のピアノが好き。ただ、弾き方はCメジャースケール、Cマイナースケール、12音技法みたいなのやロマン派っぽいもの、Gメジャー、Fメジャー、Aメジャーとかかなぁ。あんまり考えてないけど、やはり白鍵のみのCメジャースケールは弾きやすいねぇ。

microKEY Air61が届いてからはジャズ風なジャカジャカしたやつはあんまり弾いてない。これが今の身体なんだろう。冬だしねぇ。温まってない腕で弾いて腱鞘炎みたいなのになるの嫌だし。(笑)

でもミニ鍵盤だから身体への負担は本当に少ないねぇ。オクターブが余裕で届くから無理しなくて良いんだよ。前はオクターブで弾こうものなら手がピキッて「つりそう」な感覚になったっけ。


10.microKEY Air61でGarageBand。

ピアノ音色を使っているが一番最初使いはじめだけレイテンシーが気になるがすぐに慣れる。ジャズ的なアプローチからはじまる。今日は体験をやってたからから気温が高いのか腕も温かいのか、ジャズ的な速さでもいける。ただし、お酒が入っているのでコードをジャカジャカな感じで両手でリズムを取る。ピアノをリズム楽器にした良い感じというか。


11.microKEY  Air61

ラ、ド♯、ミ♭がコードのアルペジオで下から上に。それからシ♭、ラ♭、ソをアルペジオを続きのようにメロを入れる。これが理論的にどうなのかより、今は響きとしてどうなのかに興味がある。

*たぶん理論的にはテンションになってる。

響きとしては、やはりロマン派以降だな、という感じの響き。19~21世紀というと、どうなんだろう?……特に21世紀の現代音楽は理論的にどうなってるのか?……と考えると19~20世紀だなぁ。

例えばコードのAとAmを同じ曲に使うとかの微妙なものはもちろん、CmスケールにDコードを入れるとか。

でもその解釈としてCマイナースケールとDメジャースケールが同じ曲に入っていると考えるのか。あくまでもCマイナースケールの中に一部転調のようにDコードが入っているのかという解釈に分かれる。それとも12音技法的に全体で一つのスケールと考えるのか。

これを理論的に考えないで響きとか手癖とかで考えるとジャズのモード理論になるのかも知れない。

ネット上の情報で「21世紀になると和音の考えがなくなったと言っても良い」と書いてあった。これには賛成。なくなった、と考えると楽器は人の身体性を現すとも考えられる。押さえる→鳴るという機能が音楽そのものに変わる。


12.NHK-FM坂本龍一、ニュー・イヤー・スペシャル

聴きながらコモンズスコラとかもネットで調べる。坂本龍一監修で出している「音楽全集」。まあ、簡単に言えば教育用CDらしい。これの動画をYouTubeで観たことがある。かなり良く出来た音楽教育番組だった。


13.指先で叩く

指先でエアドラム。ツツタツ、ツツタツ、ツツタツ、ツタ。の繰り返し。14拍子とも言えるし、4拍の4回と2拍を足したものとも言える。どちらかと言えば変拍子の後者だろう。


14.YouTube「アフリカン  ビート」「ポリネシア    音楽」で検索。

「アフリカン    ビート」で検索してWAVEDRUMを1人2台で3人で6台使っているものが面白かった。出て来る音はアフリカなんだけど。ドンドンタカタカ、ドンドンタカタカ。

「ポリネシア   音楽」
タッタカ、タッタカ、タタッタ、タッタカ。


15.YouTube芦田愛菜ちゃんのダンス

可愛いのを見つけた。12歳になった芦田愛菜ちゃんのダンス。鈴木梨央ちゃんの歌のMVでミニワンピで踊る芦田愛菜ちゃん。いやぁ。本当に可愛い。去年(2016年の11月)のものらしい。


16.ギターを弾く。

ブルースっぽいものを弾いたり、適当に弾いてみる。握力が足りないのかテンションが高く感じる。ギターを毎日弾いてた頃には感じなかったことだ。かなりゆるめてあるんだけど、それでもカタい。ギターの美しさってなんだろう?……通常は削れていくから美しさがあるのかなぁ。むしろ身体の方がギターのカタさに削れていくようなイメージ。ギターが好きなら好きで良いんだけど、僕はちゃんと弾かないからなぁ。今日は特に中途半端だった気がする。ギターに対しての積極性が足りないような気がする。が、それも僕なのだ。

大友良英の音楽を聴いた時のことを思い出す。ラジオのものとかYouTubeのものだけど。楽器を初めて触るような弾き方をする人だなぁ、というか。ぎこちなさが美しい。即興っていう良さというか。考えて弾いている感じ。次の音を頭の中で探る感じ。究極的には即興へと移行するんだと思う。ギター1本の即興が自由度が高くて。さらに言えばエレキの方が自由度は高いんだろう。たぶんアコースティックギターの繊細さとエレキギターの繊細さは別物であって。アコースティックの身を削るような身体性は歳を食うと合わなくなる気もする。

所ジョージがギター講座をやっている動画を観たけど。その身体性も含めてのエレキだと思う。


17.ウクレレを弾く。

身体性という点では弦の柔らかいウクレレは良い。けれども手癖のフレーズばかりが出て来るという点ではギターに劣る。たぶん弾けすぎるからもっと制約があっても良いというところなのだろう。


18.大友良英のサイト

"モードはフリージャズの中の一種の方向性。フリージャズは色んな方向性があった。"
というものを読んで、ああ、すごいなぁ、と思った。フリージャズの方法論は様々。なるほど。


19.YouTubeテニスコーツ

テニスコーツのBaibababimbaを聴く。ストリートミュージックのレコーディング。女性が歌と鍵盤ハーモニカと棒とかでパーカッシブな音を出したりする。男性はギター。圧倒される。歩きながら、これをやってるのがすごい。ここまで自由になれるのがうらやましい。これはフィールドレコーディング的に電車の音もしっかり入っているし、すばらしい。これをやると変わった人として見られるんだろうなぁ、と考えると出来ない。けれども「同じアホなら踊らにゃソンソン」とも思えてしまう。(笑)


20.6分ほどV-22に録音。

ウクレレ→ボイスとミニジャンベ→iPhone5sのGadgetをmicroKEY Air61でKievのパッド系→エレクトロニックプランクトン→ウクレレとヒューマンビートボックス→iPhone5sのFM EssentialのHOUSEのリズムとピアニカ

最後のピアニカのところで家族が聴く音楽が少し入ってしまったと思う。でもこの流れを6分ぐらいでやったのは良かった。


21.『KPP BEST』を聴く。

聴きやすいなぁ。可愛い声だなぁ。こんな可愛いのは自分の部屋で聴くには良いが、街中で音漏れしてる状態では無理か。「いや、もう、俺はこれなんだ!」と開き直るか。

BABYMETALだったらね。開き直りやすいと思うんだけど。→同じか。(笑)

まあ、どちらのアーティストも海外で受けてるという共通点があるなぁ。僕は逆輸入に弱いのかも知れない。

自作の曲は歌モノを作らなくなってから、しばらく経つなぁ。即興でやるとスキャットとか民族的なボイスが良いもんなぁ。


22.ENIGMAを聴く。

ぱみゅぱみゅを1周半聴いた後なので新鮮。本格的ぃ。


23.『女子十二楽坊』

卓越したテクニック。民族楽器のフュージョンというべきか。お酒が入って心地良く聴こえる。


24.6分ほどのV-22の録音を聴く。

流れは良い。この続きを作りたい。ピアニカからはじまるのが良いのか?


25.ウクレレを弾く

深夜。すごく小音量で弾く。ウクレレは元々自分に聴かせる音量の楽器なのだが、さらに小音量で弾く。この前見た大友良英のギターを思い出しつつ。あれは良かったなぁ。ああいう自然なものを目指したいなあ、と思う。