音楽日記2016.12.20.
徳村慎
自作曲のヒューマンビートボックスを聴く。風呂場の音像が不思議な感覚。風呂場のリバーブと水音(フランジャーっぽい)がヒューマンビートボックスを補強している。下手でも好きなことをやっているという実感がある。
2.FM三重
クリスマスソングが流れている。「ああ、クリスマスシーズンだったなぁ」と思う。考えてみればクリスマスソングとか作ったことが無いなぁ。これから先も無いんだろうなぁ。
交通情報でBGMに流れる曲が打ち込みテクノっぽいフュージョンっぽいものにエレピの感じ。
3.ジャンル
以前はジャンルのクロスオーバーというか融合(フュージョン)というか、そっちにばかり目が(耳が?)行ってたんだけど。クロスオーバーさせるべきところとさせないところがあっても良いというか。ヒューマンビートボックスをフィールドレコーディングで録るってだけでも、もうジャンルを超えちゃってるんだなぁ、と。シンプルな方がいろいろとジャンルを超えたように聴こえる気がしたりもする。
4.NHK-FM
能楽。声だけの世界。これをヒューマンビートボックスの前にやると面白そうだ、などと思う。
5.AFRA『DEGITAL BREATH』
やっぱ、これは最高傑作だ。ヒューマンビートボックスと打ち込みの融合、フィールドレコーディングとの融合。
6.「フィールドレコーディング」でネット検索
とあるサイトでは……野外の自然の音の録音。または楽器を野外に持ち出して録音することもフィールドレコーディングというらしい。……とある。
7.Gadgetの持ってないもののデモを聴く。
どれも欲しくなるサウンド。Gladstone(ドラム)、Madrid(ベース)、Milpitas(iWAVESTATION)を聴く。
最後にそんなに欲しくなかったLexington(ARP ODYSSEi)も聴くと、かなり良いんだよねぇ。ただストレージの空き容量が無いからなぁ。(泣)
8.Gadget
AbuDhabi(サンプラー)、Amsterdam(PCMリズム)、Tokyo(アナログリズム)の3つでリズムのみで作曲。AFRAの『DEGITAL BREATH』のようなヒューマンビートボックスと親和性の高いビートに仕上がったと思う。
9.ネット「高音が嫌い」
まず「低音が嫌い」という意見。低音重視のイヤホンは耳に痛い。ボワボワしてて気持ち悪い、など。僕も借りた高級なヘッドフォンは低音のアタック成分が耳に痛いと思うことがある。だから安物で楽しむべき人種なんだな、と思う。(笑)
結局、低音が嫌いな人の中には僕のように低音のアタック成分が嫌いな人も居るんだと思う。低音をカットするより中高音をカットした方が理想に近くなる人。僕のように安物のイヤホンやヘッドフォンに慣れた人は低音のアタック成分が嫌いなんだろう。
ただ、ヘッドフォンという物自体が耳を塞いで鳴らす無理のある物だとも思う。耳が壊れそうで怖い。安くても小音量でもスピーカーで鳴らす方が自然に聴こえると思う。
10.自作曲『冷たい雪と涙』を聴く。
聴きながらゲーム『釣りスタ』を無音状態でやっていた。GadgetとXP-10のピアノのみの曲。
11.instを聴く。
インストの曲中心に自分で集めたアルバム。Kanade SatoのDropsからはじまる。この曲は本当に好き。次はmonotronの3台多重録音で作ったという曲。タイトルは忘れた。
12.NOISEを少しだけ触る。
どうしてもヒューマンビートボックスと合わせるようなものを考えてしまう。
13.ヒューマンビートボックスとAN2015
ヒューマンビートボックスとウワモノをiPhoneアプリAN2015でやる。
14.ブログ「音楽業界の未来を超本気で考えてみた」
これを読んで、うわー。たぶん、その通りなんだろうなぁ、と。未来に音楽業界が生き残るのか?……という話で、結論は音楽やってる人間はフリーランスで動くようになっていく、というもの。
厳しい言葉で書かれた音楽業界の未来。確かになぁ、と納得。そして自分も能力が無い人間だよなぁ、とも思った。那智黒石で頑張って仕事を覚えているけど、そういうんじゃなくて。趣味の延長に近い部分は、あるよなぁ、と。
意識を変えるなら、今、趣味でやってることって誰もが出来ることで。全世界的に芸術は趣味となっていくんじゃないか、と思った。誰もお金を出して音楽を買わない時代が来て、フリーランスの人間さえも趣味に近くなるんじゃないか、と。
本当に生き残る芸術って何だろう?……う〜ん。難しい。YouTubeと小説家サイトやブログとかで音楽と小説はいち早く業界縮小がはじまるとしたら。次は美術か。すでに100円均一で(工芸の)お茶碗とかコップとかは価格破壊があって。高級な素材を使った物だけが複製が不可能だという点で残るのだろうか?
だからといって、これからIT産業が伸びるとも思えなくなってるし。確かにスマホを使っているけどほとんどがお金にならない使い方しかしていない。無料の情報と無料アプリで非課金でやるなら結局電話会社しか儲かってないんじゃない?……それをIT産業って言ってのけるのか?……と疑問にも思う。
では儲かる産業なんてあるのか?……と。確かに野球チームを抱えるようなIT産業もあるけど。結局IT産業の中にも儲かる人と儲からない人が居るんじゃないか?……と。
家電も性能に対して安いと思わせるから売れているけど。同じ電機製品でも楽器を見ると、性能というのは、ある程度で技術が止まってしまう部分がある。鍵盤楽器なら鍵盤の部分はこれから先凄い仕組みが発明されることは無いだろうし。楽器は鍵盤、エレキギター、サンプラーパッド、タッチパネルの4つの方式で主流が出ちゃってて、これ以上は新発明が中々出て来ないような気もする。
これと同じことが家電製品で起こったらどうなる?……新性能や新機能も、それほど魅力がなくなる。確かに家電に比べればIT産業の、例えばゲームなんかが色んな形で生まれてくるだろうけど、これも出尽くした感じになるだろう。それはハードがスマホという限界があるから、スマホを超えたハードが出るまでは進化が止まると思うんだよねぇ。
結局IT産業の勝ち組はiPhoneというハードを出してるアップルなのか?……みたいなことさえ考えられる。それも何年かすれば変わるかも知れない。あまりにも時代の流れが速すぎるから。
最近、中古じゃなくて買ったものって何だろう?……100円均一の画用紙とかか?……あとは食べ物。それを考えるとアプリってのは中古が出回らないから優れているよねぇ。(儲ける側の立場に立っての話だけど)
逆に趣味が生き残るとしたら、どうだろう?……音楽産業自体は衰退するけど、趣味として独自の進化をとげるとか。音楽も文芸も美術も、映画も舞台も、ひょっとしたら全ての芸術がそんなふうに進化するような気もする。趣味こそが本物の芸術となるような。
う〜ん。でも、どうなるかは誰にも分からん。(笑)
15.エレアコギター→ZOOM3030→monotronDELAY
この繋ぎ方で音を出してみる。ただのディレイエフェクターか。でもオモチャから音が出てる感じが好きだなぁ。
16.ギターのヘッドフォンアンプを調べる。
楽天で調べた。アンプラグの偽物みたいなJOYOのものが安いなぁ、とか。これだったらたぶんmonotronDELAYにつないで楽しめると思う。
17.BABYMETAL『METAL RESISTANCE』
なるほど。メタルの良いところが詰まってる感じは凄い。でも次の世界が見たい。しかし次の世界とは何なのか?(笑)
18.2アンリミテッド『グレイテスト・ヒッツ・リミクシーズ』
かなり安定して聴ける。2アンリミテッドってこんなに聴きやすいんだな。ハードコアテクノにハマる。なんだかんだ言っても好きなもんは好きだ。(笑)
19.ドリームシアター『フィーリング・イントゥ・インフィニティ』
ロックフュージョンというべきか。久しぶりに聴く。上手い。これは凄いバンドだなぁ。wikiではプログレッシブ・メタルというジャンルらしい。
20.AFRA『DEGITAL BREATH』
最近、こればっかり聴いている。気持ち良いのと世界が入ってる点で一番だな、と思う。今年(2016年)買ったCDの中で一番良かった。
21.自作曲『HumanBeatBoxTime』
自作曲でも、これ以上のものは中々出来ない気がする『HumanBeatBoxTime』が2016年の終わりに出来たのは意義深い。
22.ネットで楽器を調べる
2ちゃんねるのシンセを語っている感じにアイディアがいっぱい湧いた。
3DSのDS-10とiPhone5sのXenonとかのシンセで使ってみるとか。KaossilatorとMTRとか。
microKORGとDittoLooperとか。
23.夢の中でヒューマンビートボックスの考察
半分覚醒してる感じで考えていた。結局、楽器を持たずにやるヒューマンビートボックスが最強かも知れないなどと考えている。ネット上のAFRAとDaichiの対談で風呂場で出来る唯一の楽器がヒューマンビートボックスなんじゃないか、というのは面白い意見だと思った。
一時期僕は風呂の中でも楽器をやりたいと考えていてそれだけのためにプラスチックのウクレレを買おうかと考えたほどだ。でも無理なく風呂で出来るのはヒューマンビートボックスだな、と納得した。
何故ヒューマンビートボックスのことを考えるのか。フィールドレコーディングとの親和性の高さ。歩きながらやれる。日常に溶け込める。インストであるから聴きかえしても疲れない点はアンビエントに近い。それでいてビートの音楽なのでノリもある。
夢の中でこれらのことを考えてたみたいな感じ。やはり半分以上は覚醒してたらしい。自作曲『HumanBeatBoxTime』で上手いとか下手も関係ない世界にも行けたし。AFRA『DEGITAL BREATH』があってこその発想だったと思うが、しっかり別のアプローチになっていて。
『DEGITAL BREATH』を考えると、今後音楽制作において30分程度から15分というのが自作曲アルバムの目安になると思う。
今後ヒューマンビートボックスと何かを足すような感じが増えるかも知れない。カリンバやiPhone5s楽器アプリやウクレレなど。同時に出来ることをやると思う。何年も前にやっていることだが、周って来るんだよねぇ。