感想
『水木しげるコレクションⅠ
鬼太郎の地獄めぐり』
『水木しげるコレクションⅡ
ねずみ男とゲゲゲの鬼太郎』
(角川文庫)
『ゲゲゲの鬼太郎』は、ちくま文庫の全7巻持っていて、そちらも好きなのだが、角川文庫も中々良いのだぁ。特に週刊実話に発表されたものが良い。昭和53年(1978年)だ。僕の生まれた年でもある。この頃の『ゲゲゲの鬼太郎』は線がフニャケてて好きだ。トーンを多用した昭和61年は好きな線ではなく少し劣るがスッキリして見やすい。ちなみにカラーの表紙の塗り残したような色の塗り方も好きだ。
「UFOの秘密」という話がある。これもレベルが高い。ペン画としても鑑賞にたえるものだと思う。漫画サンデーに昭和52年に発表されたものだ。
2冊のマンガを読んで、深く関心した。いずれ水木しげるコレクションのⅢ、Ⅳ、Ⅴも手に入れたいと考えている。
徳村慎