妄想癖の僕の考える君の
存在なんて無かったりして
けどコペルニクス的転回ならば
僕が考えれば君は居るんだろう
出会えるはずとか現実を捨てて
夢の世界で生きていたい僕の
気をそらそうとするもう1人の君が
ビンタをかますが目覚めない
火星で石を切って彫刻してさ
地球に届けば喜ぶ君の
笑顔を信じて妄想しては
現実の君に怒られまくる
背伸びすんなって
今を生きろって
あるだけの宝を
使ってみろって
君が言えばそうなのかなって
思ったりするけど
背伸びすんなって
今を生きろって
あるだけの宝を
使ってみろって
君が叫び続けていたならば
僕だって目が覚めるよ
だからもう妄想癖をちょっと
控え目にしないとなんて思って
火星じゃなく地球上にある
石を切って彫刻するよ
君のためじゃなく僕のために
ひたすら石を磨いていこう
君の言葉に励まされて
ひたすら石を磨いていこう
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