わが家では、新築時に太陽光発電&蓄電池を設置しました。スペックは次の通りです。
太陽光パネル:7kW(250W×28)、パワコン:5.5kW、蓄電池容量:6.5kWh


この記事は本当は1ヶ月前にUPする予定でしたが、文章案だけつくったもののいろいろあって更新できないまま1ヶ月経ってしまいました。
 

ということで、今回は10~12月の実績です。1月分のデータももう出ていますが、そちらは次回改めて更新します。

前回の比較はこちらから↓

 


とりあえず3ヶ月分一気に見てみます。
2023年10月の買電は538kWhで11649円。前年10月は487kWhで14476円でしたので、買電量は増加していますが、買電金額は減少しています。
2023年11月の買電は590kWhで12243円。前年11月は414kWhで12568円でしたので、やはり買電量は増加していますが、買電金額は減少しています。
2023年12月の買電は691kWhで13943円。前年12月は456kWhで16512円でしたので、これまた買電量は前年同月より増加していますが、買電金額は減少していて、3ヶ月連続で同じ傾向を示しています。



11月分は請求額が7243円になっていますが、5000円分ポイントを使用したためで、本当は12243円です。
あと、1月分は次回更新ということで…。



一方の売電ですが―
2023年10月の売電は642kWhで13482円。前年10月は451kWhで9471円でしたので、売電量・売電額は増加しています。
2023年11月の売電は819kWhで17199円。前年11月は528kWhで11088円でしたので、やはり売電量・売電額は増加しています。
2023年12月の売電は688kWhで14448円。前年12月は378kWhで7938円でしたので、これまた3ヶ月連続で前年同月より売電量・売電額は増加となりました。



それでは、買電量から売電量を引いた実質買電量を算出してみます。
2023年10月は538-642=-104(kWh)、つまり売電量の方が104kWh多くなりました。前年10月は+36kWhでしたので、単純計算ですが140kWh節電したともいえると思います。

同様に2023年11月は-229kWhで、前年11月は-114kWhでしたので、やはり単純計算で115kWh節電したといえます。
2023年12月は+3kWhですが、前年12 月が+78kWh ですので、こちらも75kWh 節電した形になります。
傾向としては前年より節電できた形になっていますが、これは恐らく気候のせいかと思います。

前年…2022年は猛暑が続いた後、急に寒くなりました。冷房をやめた次の日には床暖房を使い、秋が無くなったと嘆きました。
でも2023年は、冷房をやめてから床暖房を使い始めるまで2ヶ月近くありましたので、実際に暖房の電気使用が減っているのは間違いないかと思います。


ところが。

 

 

 

 

 


国からは節電要請が叫ばれ、私の地元自治体でも節電推進専業が行われています。
前年よりも電気使用量(=買電量)が4%以上削減できたら、その検針票を含む書類を市に提出すると最大2000円分の商品券がもらえるようなのですが…。

実質的に節電出来ていても、上記の通り、検針票上は削減どころか10%~50%もの増加になってますので応募できないという…。

こうなった原因は、2022年は電気料金高騰対策として、太陽光発電した分から蓄電池へ充電するようにしたことと、給湯器の沸き上げも一部の日だけですが、やはり太陽光発電した分で行うようにしたことです。



つまり2022年は、売電を減らすことで夜間の買電を減らしていたわけです。
現在は高騰も落ち着いた上に、国による電気料金緩和策による値下げも継続されていますので、蓄電池への充電も給湯機の沸き上げも夜間電力に戻しています。

それゆえ、形の上では電力の購入量が増えてしまい、節電事業に引っ掛からない結果になってしまっています。

前年に行った対策によって、当年は電気を浪費しているように見えてしまうのは、なんともツラい限りです…。