わが家では、新築時に太陽光発電&蓄電池を設置しました。スペックは次の通りです。
太陽光パネル:7kW、パワコン:5.5kW、蓄電池容量:6.5kWh


前回記事では3~5月分の買電と売電実績を比較しましたが、今回はその続き、9月の実績です。間の6~8月分のデータも掲載します。
前回の比較はこちらから↓




2023年9月の買電は583kWhで10818円でした。前年9月は494kWhで14783円でしたので、買電量は増加していますが、買電金額は減少しています。



これより前の月については、買電量で見ますと、

8月=2022年550kWh→2023年496kWh、7月=605kWh→534kWh、

6月=505kWh→536kWh、5月=623kWh→455kWh、4月=757kWh→504kWh…
といった具合で、6月は前年比で微増ですがそれ以外は減少を続けていました


今年6月より前で、前年比で増加したのは、2022年7月(2021年7月578kWh→2022年7月605kWh)以来となりますので、ほぼ毎月、前年比で減少していたことになります。
それが、今月は増加したのです。



さて今回、9月に買電額が増加したのには、理由があります。
昨年9月は電力料金が高騰していて、夜間の電力単価が売電単価を上回っていたので、蓄電池への充電を夜間電力から太陽光発電分に切り替え始めた時期だったのです。

 


つまり昨年は、売電を減らすことで夜間の買電を減らしていたのです。現在は国による電気料金緩和策により電力料金が値下げされていますので、蓄電池への充電は夜間電力に戻しています


なので売電については、2023年9月は720kWhで15120円でしたが、前年9月は476Whで9996 円でしたので、今年は売電が大幅に増加しました。金額で見ますと、買電額が約4000円減少、売電額が約5000円増加となりました。

 

 

 

 


さて。
国により実施されていた7円/kWhの電気料金緩和策が9月で終了し、10月は3.5円/kWhになります。
それでも、11月からはその措置も終了する予定だったところ、12月まで3.5円/kWhの補助が延長されるようですが、今までよりもだいぶ電気料金単価が大きく上がることになりますので、しばらくは状況を注視していきたいと思います。