日本の出生率は 年々低下の一途を辿っている。
思えば私が生まれた頃は 第○次ベビーブームとも言われ
やたらと同級生は多かった。
何しろ片田舎の学校とは言え
小学校6クラス、中学校10~11クラスは当たり前だった。
すぐ隣の学区の中学は 15クラスにも及んだほどである。
今、娘は同じ学校に通っているわけではないが
かなり規模の大きい団地を何件か抱えている割には
各学年3-4クラスしか設置できないようである。
おかげで余った教室を、昔はなかった用途で活用できてはいるようだが。
教育費などで 子供を一人育て上げるのにもお金のかかる時代だが
実は 「欲しくてもできない」 と 真剣に悩んでいる人の数も増えている。
私自身も 不妊治療の経験がある。
不妊の原因には さまざまなファクターがあるが
「できない」 ことには変わりはなく、一旦治療というラインに乗ってしまうと
なかなか降りる勇気も タイミングを見図る余裕もなくなる。
見えないゴールを目指して 疲れ果てるまで走り続けるしかないのだ。
そのファクターの一つに 喫煙があげられるようになった。
以前から 妊娠してからの間接喫煙の害については言われていたのだが
妊娠のしやすさにまで言及している報告は なされていなかったのだ。
今回、体外で受精させた卵子を胎内に戻した妻が妊娠する確率は、
妻本人や夫がたばこを吸っていると、
夫婦そろって非喫煙者の場合の約半分に減ってしまう-。こんな調査結果が出たのだ。
>調査対象は、不妊治療で体外受精を受けた女性225人。
(1)本人が喫煙者
(2)夫だけが喫煙者
(3)夫婦ともたばこを吸わない-
のグループごとに治療結果をみると、受精率には違いがないのに、
妊娠率は、たばこを吸わない夫婦が25%だったのに対し、
本人か夫のどちらかが喫煙者の場合は、いずれも12%台と半減していた
タバコの害についても 以前から何かと話題になっていたが
数字に現れることにより 少しは現実を受け止められるだろうか。
少なくとも 子供が欲しいと願うカップルの
生活習慣を見直すきっかけとなれば良いのだが。