下見的な夏鳥探し | 鳥の思い出

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4月中旬くらいから、河口や田んぼでのシギチ探しのついでに丹沢山麓の林道に寄って夏鳥の入り具合をうかがっていた。4月13日にはオオルリ、クロツグミ、ヤブサメを初認している。

 

4月29日、丹沢山麓。5月6月に向けての下見も兼ねて、昼過ぎころから2箇所ほど林道歩きをしてきた。

 

 

キビタキはブンブンという音を立てて、雄どうしで争っていた。私のことなど眼中にない様子で、一度は2羽もつれあって地面に落ちていた。その様子を画像に捉えられなかったのは弱い。

 

アミガサタケ(食用)に見える。しかし鳥の同定と違ってキノコの同定は命にかかわる。非常に「そそる」のだが、今回はそのままにしておいた。

 

シマヘビはそんなにそそらない(笑)

 

なかなか鳥の姿を見ることができなかったのだが、声で気になった鳥としてはサンショウクイ類。この地域では繁殖期にリュウキュウサンショウクイ、サンショウクイを両方とも見ることができる。前者は抑揚なく連続的に「ヒリリッ・・ヒリリリッ・・」、後者は「ヒュるリリッ・・・・・ヒュるリリッ・・・・」(るの部分が下がり、あまり続かない)。と書いている私が聞き分けられるのかというと、実は聞きかじりで全然まだまだ。ちゃんと姿も見た上で声のサンプリングをしたいのだが難易度高いのである。

 

そのほかクロツグミも個体数は多く、キビタキ同様、雄どうし争っている様子なのだがすばしっこくて双眼鏡にすら入れられなかった。イカル、ツツドリの声もよく聞いた。

 

オオルリも声までで、姿はこれが精一杯だった。この角度でしか見えなかったよ。声は近くても納得の一枚は遠そうだ。

 

このエリアにはまた改めて来るとして、次回記事は久々の山梨遠征です。ではまた!