鳥の思い出

鳥の思い出

鳥と自然を楽しむブログです。神奈川県を中心に活動しています。

シギチはじめ旅鳥の南下はすでに始まっており、いよいよ重点探索期間に入る。それに合わせて定期的更新も再開したいと思っているのだけど、まず6月7月の回想から。ごちゃまぜ記事です。

 

6月前半は山の探鳥の続きで、西丹沢に3回、東丹沢に3回(うち夜探1回)、富士北麓に1回。一度だけアカショウビンの声(声だけ)が接近したくらいで、特別いい思いはしていない。6月後半は家の用事で活動休止。

 

7月4日、久々に入った低山ではヤマビルの猛攻を受けて何の成果もなく撤退。クロツグミの親子くらいは見たかな。翌5日は夜の峠道をゆっくり走ってみたが何の声も気配も捉えられず、今回もまた完敗に終わった。夜の探鳥に関しては装備や方法を根本から見直す必要がありそうだ。

 

7月11日。山への未練を捨てて別路線へ。既知のポイントを巡って今年まだ見てない鳥を拾いつつ、田んぼの下見を始めた。

 

ササゴイは健在だった。首から胸に縦縞模様があり若い個体だと思われる。ほかに成鳥2個体もいた。

 

5月6月に訪れた時は空振りで、ついに記録が途絶えることを危惧した。今年も来てくれていたようだ。

 

コナラの樹液に集まった虫たち。私は国蝶オオムラサキをライブで見たことがない。情報のある地域では意識しているのだが、全然見つかる気がしない。鳥探しの片手間では難しいのかもしれない。


7月25日、その樹液ルッキングのために寄った丘陵で思いがけずコサメビタキを見つけた。

 

幼鳥3、成鳥少なくとも1という家族だった。もう少し早い時期に来ればネムの花が綺麗に咲いていたはず。もっともその頃コサメがいたかどうかはわからない。さて…

 

今年も泥田泥地活動(略してどろかつ、またの名を神奈川田んぼめぐり)開始しています!

 

とはいえあまり広範囲をまわる余裕はないので、個人的実績ポイントを中心にやる予定。予想通り湛水休耕田は昨年よりさらに少なそうだ。7月25日、わずかに水面のある泥田にコチドリが集まっていて、よく見ると1個体だけトウネンがいた。

 

夏羽から冬羽に換羽中の成鳥とみた。

 

奥の水たまりにいつの間にかタカブシギ登場。これも1個体きり。えーっと、これタカブシギで合ってるよね?というシーズン初期のお約束(笑)

 

8月1日、勇んで再訪したら乾いてしまいコチドリの1個体すらいなくなってしまった。送水や天候の状況次第で復活してくれることを祈るばかりだ。

 

今年もひとつくらい夢を見せてもらえるのだろうか。「夢」と「思い出」はかなり近いと感じる昨今である。

 

 

昨年までの初認データは興味があればこちらをご覧ください。

 

 

ではまた、今度こそ近いうちに^^;

 

 

またまた、ご無沙汰をいたしました。

 

久々の記事は海の日に便乗して海レポ(海鳥観察の記録)です。と言っても下書きのまま眠らせていた4〜5月編です。

 

★★★

 

 

前回は1〜3月編で、主役はアホウドリ類だった。例年4月5月はトウゾクカモメ類はじめ最もバラエティーに恵まれる時期だと思う。今春もまた上級者に紛れ込んで3日程ほど城ヶ島での海鳥ウォッチングを楽しんだ。

 

【4月5日】

南風が強く、後方からの観察となった。

この日私が同定できたのはシロエリオオハム、クロアシアホウドリ、オオミズナギドリ、カツオドリ、トウゾクカモメ、ウトウ。

 

ほか、暗色ミズナギドリ(オオミズナギドリと違って体下面が白くないミズナギドリ類、俗にクロナギと言うこともあるらしい)をたしかに何度か見たが、そこから先の識別は私には無理だった。

 

カツオドリはかなり岸近くを飛んだ。

体下面には褐色の斑模様があり幼鳥。サイズはウミネコよりひとまわり大きいくらいで、ウミウと大差なさそう。
 

冬のあいだ相模湾に滞在していた個体なのかもしれない。いずれにしてもこれが私にとっては初めて見るカツオドリであり、念願のライフリスト入りである。

 

オオミズナギドリとシロエリオオハム。シロエリオオハムは夏羽に近い配色になっていた。

 

はるばる大海原を渡ってきたムナグロ。これが今年の個人的初認だった。

 

ミサゴが掴んでいた細長い魚はダツというらしい。私は釣りもダイビングもしないので、水族館または鮮魚店以外で魚を見るのはこういう機会に限られる。

 

【4月29日】

期待のトウゾク類はまったく観察できず。沖に浮かぶカンムリウミスズメや、はるか沖を飛ぶアジサシを観察した。

 

こういう暗色ミズナギドリ類は依然として難問のままだ。ハイイロなのかハシボソなのか。素人的には翼下面に白い部分が多いしハイイロかな?と思うのだけど、上級者に聞くと頭や嘴で見分けているらしい。

 

おでこがなだらかで嘴が長く太いハイイロに対して、おでこが突き出ていて嘴が短く細いハシボソ…なんとも相対評価っぽい。今年はハイイロが多数派だったと聞くし、特訓するにはもってこいだったが、けっきょく納得のゆく識別には至らなかった。

 

(5月4日撮影)こちらはおでこが突き出てるように見えるが、角度の問題と言われたらそれまでだもんなあ…

 

変なたとえをすると、指パッチン、ペン回し、サッカーのリフティング、私はどれもできない。そういうのって、できる人は当たり前にできるのよね。ハシボソとハイイロの識別に対しては今現在そういう壁を感じている。

 

いわゆる海鳥以外では、伊豆大島の方角からなんとハイタカが海上を渡ってきて、頭上を通過した。

 

【5月4日】

強風のわりに鳥の出はイマイチだったが、カツオドリに続いてのライフリスト入り、オオアジサシが登場した。

 

オオアジサシはそんなにレアでもないらしく、通えばそこそこ見られるようだ。

 

上級者のガイドでオーストンウミツバメを今年もなんとか視野に入れることができた。

 

クロアシアホウドリが何度か風に押されてきた。

 

うーん…なんとなくおでこがなだらかだし、ハイイロミズナギドリということにしておくか。

 

★★★

 

というわけで。できないことの多い私ですが、ブログは続けてみようかなと思います。

 

ではまた!

 

夏鳥たちの活発な5月、夜に新たな試みを始めてはみたものの中途半端に終わってしまった。朝は朝で既知の低山帯と林道めぐりに時間を費やし、たいした写真もなし。ここ数年お決まりの流れである…いかんなあ。

 

それでも何かしらの発見がなかったというわけでもない。粛々と記録を綴ることにする。

 

 よるたんデビュー

5月9日夕刻、サンコウチョウとホトトギスの声を神奈川県内で初認した。この日はそのまま、有望と思しき山域ではじめて夜の(声の)探鳥を試みた。

 

枝を伝って歩くムササビの姿をなんとか見つけたほか、フクロウの声を聞いた。そしてもう1種、予習していた音源のひとつに酷似した、小型フクロウ類らしき声を聞いた。しかし声は一度限りで、録音もできなかった。

 

17日はその周辺の山域をクルマで流しながら声のひとつも拾えないかトライしてみた。だが、そんな安直な方法はまったく通用しなかった。鳥の声は何も拾えず、単なる夜道の肝だめしドライブで終了した。

 

23日、9日の再現を期して同じポイントへ行ったものの、現場にたどり着くなり本降りの雨に見舞われた。俺はどうやら夜に嫌われている。今シーズンの再訪は難しそうだ。

 

 梅雨入り前の低山めぐり

すこし戻って5月16日。

毎年通っている既知のポイントをまわった。

 

サンコウチョウを2箇所で確認した。夏鳥としては遅めに渡ってくるほうで、例年繁殖地では5月下旬から6月にかけても数を増やしてくるように感じる。

 

エナガはもう巣立ち雛というより幼鳥というところまで成長していた。

 

抑揚なくリリリッと鳴きながら、リュウキュウサンショウクイが盛んに飛び回っていた。ここは私が無印サンショウクイをはじめて見たまさにその地点。それから9年の月日のうちにすっかりリュウキュウのテリトリーになってしまったようだ。

 

元気にさえずるオオルリの姿もあったがあまりにも遠く高く、美声を堪能するにとどまった。

 

植林帯ではニホンリスをよく見かける。硬いクルミの殻を齧って食うところまでは見せてくれなかった。

 

斜面から下りてきたアナグマはこのあと車道をゆっくり渡った。この道はそこそこクルマが通る。気をつけてくれよと祈るばかりである。

 

5月26日。

アカショウビンの声を聞いてもいい頃だ。まだ暗いうちから実績エリアをまわったが…この日それらしき声を聞くことはなかった。

 

アオバトが桑の実を食べに来ていた。私の認識では山のアオバトはとても警戒心が強く、たいてい先に気づかれて即飛ばれる。手前の葉がブラインドがわりになって観察することができた。


キビタキのほかにはクロツグミ、ヤブサメ、センダイムシクイ、イカル、ツツドリなど、気配は濃いのになかなか姿を見られない。これまた毎年のことだ。


5月30日、この日はわりといろいろなことがあった。

まずアカショウビンの声を今季初聞き。谷深く、遠くから一度きりで、とても姿を見られる雰囲気ではなかった。



ホイホイというサンコウチョウの声を聞くとどうしてもクルマを止めて時間を使ってしまう。


 変わり果てた林床

少し標高を上げて県境のブナ林へ行ってみた。コルリを見やすい場所だったのだが、今年はどうだろうか。


『コルリペアと期待の声♪』6月上旬、県内夏鳥観察ポイントへ。寄り道して昼前の到着となったが・・・着くなり耳に入って来た声は!?今いちばん聞きたい声(のひとつ)。だがすぐに鳴き止んでしま…リンクameblo.jp

3年前は写真も撮っている。その頃すでに林床の笹はスカスカになっていて、コルリはそこまで植生にこだわらないのではないかと考えていた。



白骨化とか砂漠化とか言われる枯れ果てた林床を見ると心底から落胆する。けっきょくこの日コルリの声は聞こえなかった。ついに途絶えたか…


ちなみに今年大山でコルリが鳴いていた環境は保護柵に守られた下草だった。人為的とはいえ植生保護の果たしている役割は大きいと感じた。

 

キビタキを追い払うようにオオルリが現れた。近くに雌が虫を捕えている様子もあり、おそらく斜面のどこかに雛がいたのだと思う。


この日(5/30)はジュウイチとカッコウの声を今シーズン初めて聞いた。カッコウの声は明らかに神奈川県内から聞こえていたので、個人的には県内初記録ということにする。


★★★


とある事情により、思う存分遊べない日々がしばらく続く見込みです。今まで以上に気まぐれ更新になると思われます。同好皆様のブログを細かに拝読できないのは申し訳ない限りです。


これまでの観察記録は上げるつもりでおりますし、縮小気味でも探索自体は続けますので、たまにのぞいていただければ幸いです。


ではまた!