4月6日。あまり遠くへ行けないという縛りがあり、地元を軽くまわってから多摩川河口の様子を見に行った。記録を見ると昨年末以来のよう。
浮かぶのはスズガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カンムリカイツブリなど。冬のメンバーから引き算されただけ(笑)
夏羽姿のユリカモメ。カモメ類はほかに少数のウミネコとセグロカモメのみ。
オオジュリンはまだまだ多かった。雄成鳥なら頭が黒くなっていてもいいはずだが、そういう個体は見なかった。
ツグミ。陸の鳥はまだ冬の相という感じだったが、たとえばジョウビタキは引き算されている。考えてみれば4月前半って毎年そんな感じで、新たな出会いはめったにない。
しかしこの日は、別の出会いが待っていた。川岸でカメラを構えていた男性、このポイントにその撮影機材はもしや!?と思って声をかけてみたらアタリ。チョビテレさんだった!
ブログのまんまな感じで談笑すること数分、上空を旋回していたハイタカ?がケヤキの枝に下りた。
ツミの雄幼鳥(昨年生まれ、第2暦年)だった。この手前というか下には桜があり、シートを敷いたお花見客もいるような状況。
翼は全体的に褐色だが、頭部と背中が灰色で、成羽に換羽が進んでいる途中。『図鑑日本のワシタカ類』によれば、秋にはほぼ成鳥と変わらない羽衣になるようだ。この姿で繁殖活動に入る可能性もあるだろう。
チョビテレさんを見送った後はとくに何も出ず(笑)、だらだらと撤収した。
渡りの春、今年も地元多摩丘陵での早朝ルーチンに加え、行ける日は河口や干潟に出向いて一発も狙いたいと思う。ではまた!