最新 フランス折り紙事情 | 脳内ぐらふぃてぃ

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頭の中の落書きをなんとなく書きます。

昨日フラ語の授業で
「土曜日、御茶ノ水の折り紙ワークショップに行った」と言おうとして折り紙の単語(le plieage=プリアージュ)をplage(プラージュ=ビーチ)と言い
先生「御茶ノ水にビーチがあるの?」ってなって
「ウイ…え?は?プラージュて何?」ってなりました
勉強って楽しいですね!

さて、そんな感じでフラ語友達のAちゃんと
新御茶ノ水の「折り紙会館」へフランス折り紙「Origami Across Borders」に行って来ました!
折り紙会館て初めて行ったー
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Aちゃんも興味深々
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今、フランスでは折り紙が大人気!
日本古来のものから独自の視点でデザインを発展させ、
より複雑に、より芸術性を盛り込んだフランス折り紙フランス国旗
折り紙という概念を覆す目からウロコな楽しいワークショップでした!

始まる前に折り紙会館の会長さんだという、
ランニングすっけすけの白いシャツを来た、見た目中国人整体師みたいなおじいちゃん
日本→折り紙→伝統→優雅→繊細みたいなイメージとは程遠い
何やらせっかちで早口で何言ってんだかさっぱりわかんないマシンガントークで
始まって数秒でスルーしました
折り紙は楽しめばいい、でも著作権がどーのこーの
こっちは150年も続いている
テレビで紹介されたけど、テレビ局は調べもしないでいい加減なことばっかり言っている等々
だいたい愚痴でした!


そしてお待ちかね、日本語でプレゼンしてくれたのは、
歴代大統領(でもサルコジはちがうらしい)や、げじげじカルロス・ゴーンを生んだエリート学校
エコール・ポリテクニークからの研修生トマくん
笑顔がキュートな平成生まれピチピチ21歳キラキラ
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始まる前にトマ君に「Bonjour!」って言ったら笑顔でボンジュール返し
おば・・いやお姉ちゃん胸キュン恋の矢
この時とばかりにフラ語で「写真とっても大丈夫ですか?」って言ったら
「はい、大丈夫です、どーぞどーぞ」
思いっきり日本語返し

自己紹介でトマ君
「ボクノニホンゴハ ワルクナイトオモイマス」
悪くない悪くないむしろすごい上手い
お客さんも笑ってつかみはオッケー!
トマ君、小学校の時から折り紙が好きで「ORIGAM’X」というグループを作ったんだって

プレゼン内容は、著名な折り紙アーティストやグループの紹介
折り紙を科学的見地から表現する折り紙デザイナーなんかもいるらしい
理系の学校なので折り紙を紐解く何やら凡人には気の遠くなるような計算や見解があるらしい。。
かつてツルややっこさんをそんな目で見たことがあったでしょうかっ!怒りビックリ

プレゼンの後はいよいよ皆でフランスの折り紙を折ってみよう!
教材が配られて中身は
折り紙2枚、メトロの切符2枚、スポンジ
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「コレカラ、カワイイ象サンヲ 折リマス、最初 練習 オオキイ紙デ折リマス」とトマ君
大きい紙たって大して大きくないのでけっこう細かい
紙が厚くて折れない時は水を含んだスポンジでふやかして折る
私のそばに日本人のスタッフのおばちゃんがいて何かと教えてくれるのはいいんだけど
出来れば可愛いトマくんから教わりたいわー

トマ君「youは何しに日本へ?」に成田でつかまってくれたら良かったのに
密着してもらえば良かったのにぃ

お手本を見せながらら熱心に指導するYouみたいな
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私も
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Aちゃんも真剣
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練習、本番と出来た2頭の象さんはコチラ
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Aちゃん「紙がふやけて鼻がボヨボヨになっちゃった」
私「なんか上向きすぎた」

「皆サン、ダイジョブデスカー?」の問いかけに
「サヴァー!!」てデカい声でお返事してみたらトマ君ニッコリ

次は折り紙でキツネ
なんちゃらフォックスって言ってたけどフラ語が聞き取れませんでした
象が出来た時点で時間が押してたのに、またあのジジィ...いや館長が出てきてさっきも聞いたような愚痴+自慢で5分くらい無駄に使ってキツネ作成開始

日本の折り紙みたいに、こことここを合わせて折って、ここを広げてとか細かくなく
この線とこの線の半分くらいのところをこんな感じに・・
むずいっ!

これはまさに折り紙の革命だ!
アレ!アレ!オリガミ!
出来上がったキツネはコチラ
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Aちゃん「犬みたい」
私「見本と全然ちがう」

深いです、折り紙

学校のB先生に見せたら
「Heu…まぁキツネに見えなくもない」
芸術って理解されるの難しいよね!

また8月にもワークショップあるんだ~


さて今日は折り紙って何回言ったでしょうーか!?
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