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バリスタはギタリスト

妻の専属バリスタ(コーヒーを淹れる人)である著者が、押尾コータローさんや小沼ようすけさんのような人を魅了するギタリストを目指して奮闘する日々をを綴っていきます。

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今回のギターマガジンは、
ジャズギターに関する記事が豊富に載っていたので、
勉強のために購入しました。



特に気になった記事を2つ紹介します。


・主要なジャズギタリスト名鑑

    恥ずかしながら、半分以上が知らない人です(笑)
    自分の幅の狭さを思い知る結果となりました。
    ここに載っているギタリストの演奏を、少しずつ聴いていきたいと思います。




・20万円以下のオススメ・フルアコ試奏会

    こういうターゲットを絞ったギターの紹介記事は大好きです。
    フルアコは触ったこともないですが、 
    楽器としてだけでなく、その造形美にも非常に惹かれます。
    今のところフルアコを買う予定はないですが、
    読み物としては非常に興味深い内容でした。



今回はTakamineのエレガットで、
DSP-670NCというモデルを試奏してきました。




このモデルの特徴は、
なんといってとネックの細さ!

ナット幅が42mmと、
ガットギターにしては最も細い部類に入るのではないでしょうか。


そして、弦高も低く抑えられており、
エレキギターからの持ち替えも違和感なくできそうです。





肝心の音の方は…




まず生音はそんなに大きくないなあという印象でした。
オール単板のギターですが、
鳴りすぎないような設計にしてあるのでしょうか?

自宅で弾くことを考えると、
そんなに大音量である必要はないので、
これはまあこれで良し、というかんじです。



そしてアンプを通したときの音ですが、
爪でストロークすると高音が耳障りなかんじに…
指の肉で弾く場合は問題ないのですが、
ココがちょっと気になりました。





そして、実を言うと42mm幅のネックも、
もう少し太くてもいいなあと思いました。




そんなわけで、
今回は辛めな評価になってしまいましたが、

なかなか出会うことのない
細ネックのエレガットを試奏できたのは
貴重な体験でした!





Taylorのエレガット NS34ceを試奏してきました。


最近注目しているギタリスト、
小沼ようすけさんがTaylorのエレガットを使われているので、
気になっていたのです。


ちなみに小沼さんの使用モデルはNS72ce。
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今回試奏したNS34ceとは、異なる点があります。


・ボディサイズ
 NS72ce : グランドコンサート(GC)
 NS34ce : 
グランドオーディトリアム(GA)

・トップ、サイド、バックの木材
 NS72ce : シダー、インディアンローズウッド
 NS34ce : シトカスプルース、サぺリ



それでも、ある程度音の傾向は掴めるだろうと思い、
試奏してみました。



その結果は…




かなり好印象でした!



こんな面が良かったです。

・アンプにつないだときの音もナチュラル
・そもそもナイロン弦が優しい音色を奏でてくれる
・14Fジョイントでハイフレットの演奏性が良い
・ガットギターには珍しく(?)ポジションマークがある
・薄めのネックと幅が狭めのナット幅でネックを握り込むスタイルもOK
・ボディシェイプの美しさ



なかなか心魅かれる1本でした。



しかし、せっかくなら小沼さんと同じグランドコンサートサイズのモデルも
試奏してみたいですね。


なんらかの機会にそちらも探してみようと思います。




※なお、現在NS****シリーズは生産されておらず、
 別の名前で同様のモデルが発売されています。

 詳細はこちら。
 http://www.taylorguitars.jp/products/Nylon.html