バリスタはギタリスト -10ページ目

バリスタはギタリスト

妻の専属バリスタ(コーヒーを淹れる人)である著者が、押尾コータローさんや小沼ようすけさんのような人を魅了するギタリストを目指して奮闘する日々をを綴っていきます。

新岡先生のセミナーのときに、
気になっていたフォルヒのネックの状態を見てもらいました。


どうやらネック起きは
先日自分でやったロッド調整で問題ないようです。


が、3弦の開放がビビるという現象が出ることがわかりました(´Д` )

この件についても相談したところ、
3弦のナット溝が低いらしく、
ナットを作り直す必要があるとのこと。


ナット交換には、弦高の調整以外にも以下のメリットがあります。

・フォルヒのナットは(サドルも同様に)タスクという素材で作られている。
これを牛骨で作り直すことで、音質が向上する。

・フォルヒのナットは弦との接点が1mm程度しかなく、弦のテンションがやや高めになっている。
ナットを作り直すときに、弦との接点を増やすことで、テンションを下げることができる。



ナットを作り直すことで、
様々なメリットがありますね。


しかし、不幸なことに8月は出費が多く、
しかもせっかくのお盆休み中にギターをメンテに出すのは気が引けたので、
この日はひとまずギターを持ち帰ってきました。


後日、ナット交換を依頼することになりそうです。
ついでにサドルも作り直してもらうか?
なかなか悩みどころです^^;
セミナーを振り返るシリーズの最後は、
本来の正常な状態にあるギターの音を知ってもらうコーナー。



ギターの音を決める最も重要な要素は?



意外なことに、素材でも製作家でもなく、




「ネックアングル」 とのこと。



さらにはサドルの底面やナットの溝も
ギターの音に大きく影響します。

これらはバッチリ調整したギターを弾かせてもらいました。




70万円もするMartinのOM、

以前友人が所持していたGibson笑、

フォルヒのマダガスカルローズウッドを使用したモデル、

さらには新岡ギター教室モデル(通称TypeB)、、、




どれもいいですね笑
1弦と2弦の音が太く、音がしっかり前に出てくるような印象です。

MartinやGibsonの中には鳴らないものがある
と言われているのは、この調整の部分がしっかりしていないためのようですね。



どれも欲しくなるようないい音を奏でます。




しかし!
我が家のフォルヒくんも新岡先生に調整してもらっているので、
負けていません!



と言いたいところですが、
新岡先生にフォルヒを見てもらったところ、
ある問題があることがわかりました。



詳しくは次回に…





前回に引き続き、新岡先生のセミナーについて振り返ります。


今回は機材コーナー。


この日、新しいピックアップとエフェクターが紹介されました!



{F172AB96-1248-44A8-A022-A0A42DBC1897:01}

サウンドホールについているピックアップ、
これがスカイソニックの903です。
(もっとちゃんとした写真を撮れば良かったと後悔…)


サンライズS2にそっくりですが、
9V電池を搭載してアクティブに、
さらにはマイクまでついています。


そのおかげで、
ノイズは少なく、叩きの音もわりと鋭く拾っていました。

お値段は本家の半額くらい。


なかなか魅力的なピックアップでした。





さらには、エフェクターの紹介も。


{70880786-E85E-499C-BD17-A863A25A2F74:01}



これまで、アコギでコーラスやディレイを使うことを
あまり意識していませんでした。



しかし、



コーラスを使うことで、メロディーを奏でる1、2弦の音に艶が出て、
ディレイを使うことで、メロディーにディレイ音が重なって音に厚みや広がりが出る。

特にディレイの方は目からウロコでした。




これらのエフェクターも積極的に使っていきたいですね!



というと、また出費がかさむことに…