[2013-06-30 TAC 1次公開模試] 

このテーマ、5/3以来なので、約2ケ月のご無沙汰です。6/29,30とTAC 1次公開模試を受験してきました。

5月頃から少し勉強しようと目論んでいたのに、急に業務が忙しくなり、この1ヶ月、深夜残業続きで、会社に毎日 23~24:00頃までいるのが普通の生活になってしまい、土日は2次試験の学習しかしていなかったので、1次の勉強時間は、ほぼゼロ。

事前学習時間:合計 20.5hr
・経済 2hr、財務 0hr、経営 2.5hr、運営 1.5hr、情報 0hr、法務 2hr、中小 12.5hr
(中小だけは、白書が変わってしまうので、単科でWebの講義を聞いていたので、時間が多めです。)

というわけで、ほぼ素で受けたら(たぶん1ケ月後もそうなりそうな業務状況なので)、どの程度の得点を見込めるのか、ということを試す模試になりました。これはこれでよかったかも。

しかし、さすがに一年前の記憶を引っ張り出しながらだと、記憶が曖昧で、解くのにも時間がかかりますねー。あたりまえですが..。まあ、ほとんど素で受けた割には、それなりに得点にはなってました。

1次公開模試自己採点:466点
・経済 56点、財務 52点、経営 59点、運営 69点、法務 68点、情報 84点、中小 78点

比較対象として、昨年のストレート生として1次集中勉強していたときの1次公開模試の自己採点をブログで振り返って見てみると、こんな感じ(この時は、学習時間1,000時間くらい行ってましたからね)。
昨年度 1次公開模試自己採点:525点
・経済 64点、財務 68点、経営 70点、運営 84点、法務 76点、情報 84点、中小 79点

合計点だと、89%は素で行けた勘定。情報と中小を除くと84%。ただ、マークシートのまぐれ当たりも多かったので、実力はもっと落ちています。6割くらいの感覚。

それよりも、後1ヶ月、1次試験対策として何をしようか、方針を立てる材料になったのは収穫でした(おそらく1次用に割くのは後30時間程度がせいぜいのつもりなので。)

2日間潰れて2次試験の勉強ができないので迷ったのですが、受けてよかったと思います。

今年は昨年度の合格で2次試験を受けられるので、いくつか科目合格できれば儲けもの、という気持ちでリラックスして臨むことにしようと思います。

しかし、2次試験に関係の深い、財務と経営の点数が悪いっていうのは、反省点だなー。 財務は暗記科目だってことをすっかり失念していました。 残り1ケ月は財務をやろうかな..。2次試験向けにも損にはならないだろうし..。


サイトウ・アキヒロ著「ゲームニクスとは何か-日本発、世界基準のものづくり法則」を読了。

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サイトウ・アキヒロさんの講演を聞く機会があり、非常に面白かったので、本書を手に取りました。
講演は、本書のエッセンスとなっており、非常に感銘を受けました。

日本のテレビゲームソフトが世界に通用するもの、という認識はありましたが、その原因を考えてみようとしてみたことはありませんでした。

日本のテレビゲームには、二つの不文律があるそうです。
(1) 誰でも、取扱説明書を読むことなく、ゲームが始められる
(2) 誰でも、遊んでるうちに、ゲームにハマってしまい、ゲームが上手くなっていく

「なるほど」と思いました。
私自身は、ほとんどゲームをしないのですが、最近、スマホで簡単なゲームをひとつ入れて遊んでいます。最初に使い始めたときに、遊び方を自然に覚えられるチュートリアルが実によくできているなー、と思いました。これって、上記の(1)ですね。

その後も、継続してそのゲームで遊び続けているのは、(2)のパタンです。確かに、いつのまにかハマっていました。(嫁さんも一緒に。(^-^))

著者がゲームソフトを開発してきた中で培ってきた、(1)(2)を実現するノウハウを体系化・理論化することで、ゲーム以外のソフトにも使え、日本のソフトウェアのUXを向上させられるのではないか、という発想に、全面的に賛同です。

IT業界でも、コモディティ化するハードウェアに対し、ソフトウェアで付加価値をつけることを求められていますが、その際に、このゲームニクスの理論は、おおいに活用できる(すべき)ではないか、と思いました。

これを実現しているのが「日本人のおもてなしの心」である、という著者の主張には、素直にうなずかされる面もあります。また「制限されることで工夫をする」と日本文化も一役かっているという主張も、Walkmanなどの小型軽量化を生み出した日本人の匠の技を見ると、納得ですね。

しかし、肝心の我々日本人が、忘れかけているような気もします。
利益だけを追い求めるのではなく、日本人の良さを製品に反映させて、世界に問うことで、日本の製造業の再生がある、というサイトウ・アキヒロさんの主張に、非常に勇気付けられました。

B2BのITシステムでも、本書の考え方を学び、ぜひ、日本発グローバルに通用するソフトウェアを生み出したいと、本当に思います。



大津広(著)「英語の決算書を読むスキル-海外企業のケーススタディで基礎と実践をおさえる」を読了。

英語の決算書を読むスキル-海外企業のケーススタディで基礎と実践をおさえる/ダイヤモンド社
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業務上の必要もあり、財務データによる同業他社との比較をしてみようとしたのですが、このグローバル化の時代ですので、当然ながら競合は海外ベンダなわけです。

そこで、Form 10-K(年次報告書)を入手。しかし、100page以上に渡る膨大な量の10-Kを全部読むのは時間的に無理なので(というか、正直なところ私の英語力ではかなり辛いので(笑) )、どう眺めるかのポイントを知りたくて、本書を購入しました。

結局、Webなどで検索した結果、10-Kの構造がだいたいわかった時点で、財務諸表の数字ベース+ときどき用語をググりながら分析を進めてしまったので、本書を読み終わる方が後になってしまいました。しかも、本書の「英語で」という部分は、ほとんど読み飛ばし。

しかし、英語は置いておいたとしても、純粋に決算データをどう読むか、という解説書として良書でした。

最近、「財務諸表の読み方入門」の本は氾濫していますが、財務諸表の費目の意味の解説にとどまっていたり、非常に教科書チックでつまらなさそうな本が多いため、本屋でページをめくっても、そそられる「財務諸表の読み方」の解説本には出合えていませんでした。

しかし、本書は、目的起点での財務諸表の読み方の解説になっているので、非常に面白く読みました。面白く読むには、ある程度の前提知識はあった方がよいので、すでに、簡単でも財務諸表に関する知識を持った方にお勧めです。(そうなると、まず、つまらなさそうな教科書チックな本を読むことになってしまったら、ごめんなさい。)

結論としては、非常に面白い一冊でした。お薦め本です。