22番とモネのバカヤロウ | こうのの日々

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漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。


おかげ様で、このブログを始めて3年経ちました。

こうしてあなたが読んでくれると思えばこそ、なんとか続けて来られましたよ。

ありがとうございます!


3年間のうちには投げっぱなしのネタがいくつも転がっていますが、その中のひとつ。

そう。

半年前から、納経軸の観音様に一目惚れして始めた西国三十三所巡礼

ここに書く機会がなかなかありませんでしたが、もういくつかお参りしているのです!


最初は↑の通り、第28番 成相寺なりあいじ(京都府宮津市)でした。


次は、5月初旬に第22番 総持寺そうじじ(大阪府茨木市)を訪れました。

開祖は幼い頃、川で溺れかけた時に亀に助けられたことがあったそうです。
その御恩を忘れないように、ここの観音様は亀に乗っています。
きれいに澄んだ池で、亀さん達も幸せそうです。
広いのに、どこも手入れの行き届いた、本当に清らかなお寺でした。ええ。そうじじ だけにね…。

総持寺は交通の便もとても良いのです。

参拝の後は、この頃ちょうど開催中だった福田平八郎展を見て帰ろう、と思い、中之島に向かいました。

しかし!

同会場で開催中のモネ展のせいで券売機だけで1時間待ち。

しかもオンラインの方も調子が悪くて、券が買えません。

帰りの高速バスの時間は決まっているので、諦めることにしました。


清らかなお寺にお参りして、

観音様の掛け軸を背負って、

ご朱印帳の入った鞄を肩から提げて、

「モネのバカヤロウ!」

と唱えながら帰りました。

人は簡単に変われるものではありませんね…。


ではまたね。



※本当はモネも大好きなんですよ。

この記事の怪現象は、未だに謎のままです。

ちなみにこの記事を書いた数日後に、我が家の廊下でも同じ音が聞こえたので、本当の怪現象かもね。