卒業制作展と宮島の謎の光 | こうのの日々

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漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。

おかげ様で鼻の具合もだいぶよくなってきました。

 

さて。

鼻が腫れる数日前には、広島と京都に行っていました。

わたしは年に3、4回、広島市の比治山大学で漫画の講義を行っているのです。

今回は2022年度最後の講義でした。

 

比治山大学に着いたのは、先週の月曜の15時頃でした。

翌日の講義で使う印刷物の原稿を常勤の先生に渡して、学生会館で開催中の卒業制作展を見学しました。


その後、てくてく歩いて、坂を登って、この日の宿にやって来ました。
はい。
神田山荘かんださんそうです。


テレビをつけてみると、ちょうど地方ニュースの時間でした。
大好きだった達川選手が出ています。
わたしゃ昔からこういう愉快な人に弱いんだよね。
オーイ、
あんまりな見出しじゃないですか!?

窓からは夕暮れの宮島がよく見えます。
ん?
 前からあんな灯りついてたっけ…!?

しばらく見ていましたが、18時を過ぎてもまだついています。
翌日の準備もあるし暖房をつけるため障子を閉めました。
20時頃にまた障子を開けたら、もう消えていました。

翌日は、比治山大学で講義と卒業制作の講評です。
学生さん達はもう春休みなのですが、卒業制作展に合わせて日程を組んでもらったので、わざわざ出てきてもらうことになりました。
卒業制作展は写真撮影も(条件付きで)許可されています。

会期は残り5日でしたが、大作過ぎてまだ設営中の学生さんもいました。

わたしの講義は、いま取り組んでいる作品を10頁だけ仕上げて持っていって、作画のコツを話す、というものでした。
この作品については、この春のうちに何かご報告出来るよう頑張りますね。

ではまたね。

神田山荘についての以前の記事です。