原稿を渡してきました! | こうのの日々

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漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。

 

ねえねえ、ここ、どーこだ?

はい。

1月19日(水)の朝の東京都江東区、永代橋の上でーす。

 

というわけで。

<前回のあらすじ>

先日わたしは漫画の締め切りに追われながら東京に行ってテレビ番組の取材を受けた。

 

うーん味気ないけど、まあいいや。

 

1月19日(水)も、暗いうちに起きて、続きのカケアミをやりました。

テレビを見ようとして、ふと、久しぶりに東京のラジオが聴きたいな、と思ってラジコでTBSラジオをつけてみました。

おっちょこちょいの生島ヒロシが「ハバナイスデイ!」と叫んで締めるのも、毅郎と遠藤さんが老夫婦のようにほのぼの掛け合うのも、6年前のままだったので、ちょっとびっくりしました。

悠々ワイドが伊集院光の番組に変わったのも、それもこの春で終わるのも知っていましたが、聞いたのは初めてでした。

伊集院光は、正直なところが好きだなあ、といつも思います。

ラジコプレミアムに入ればいつでも聴ける、と知ってはいるものの、KBS京都もほぼ全部面白過ぎるので、たぶん聴く時間がないだろうな。

 

一段落したので、宿の朝ごはんをいただいて、ついでに昼食をローソンで買いました。

部屋に戻って、ラジオを聴きながら、今度はベタを塗りました。

伊集院光の番組が終わったところで、テレビに変えました。

 

ほーら、もうすぐ完成だよ。

ベタを塗って、最後の修正をして、完成する頃に、「ちいさいおうち」という映画が始まりました。

お昼のカット野菜とカップヌードル(カレー)をいただきながら、松たか子と黒木華とミツオ君を眺めました。

眺めながら出かける支度をして、松たか子の息子が生きていたのを見届けて、余韻と共に宿を出ました。

 

原稿渡しは16時です。

昨日の撮影隊は、原稿渡しの様子も少しだけ撮影することになっていました。

約束の富岡八幡宮そばの喫茶店は、撮影の人がたむろしていたおかげですぐに見つけることが出来ました。

 

昨日は真面目な話に正面から答える緊張感がありましたが、今日はそれに比べれば気楽なものです。

また、いつもは原稿が出来上がったばかりの時も体内時計がおかしくなっていて落ち着きがないのですが、この時は「ちいさいおうち」のおかげでわりとゆっくりしていた…というか緩みまくっていたというか…全くカメラを意識し忘れていました!

編集さんはやや緊張していて「いいですね」とあらたまって褒めてくるのが妙に照れくさくて、たぶんそっけなくあしらっている感じになってしまいました。

 

この時は、原稿渡しの他にも、春から発売予定の、過去の作品の新装版の打ち合わせをしました。

これについては、また来月辺りにお知らせできるかと思います。

待っててねー。

 

打ち合わせを終えて、セブンイレブンで晩御飯と炭酸割の梅酒を買いました。

わたしはお酒は非常に弱いのですが、過去に1度だけ3%の350㎖缶を飲みきったことがありました。今回初めて4%に挑戦してみました。

案の定へべれけになって、ぐっすり眠れましたよ!

 

 

さて。

行っている間、東京はほぼずーっと晴れていましたが、福知山は今日は、数日振りの貴重な晴れの日でした。

洗濯したりシーツを変えたり、けっこう忙しく過ごしました。

青インクで描いたら、まるで全天青空みたいになっちゃいました。

あなたも、晴れの日は逃さないで、ちゃんと日光に当たってね。