年末年始の広島 その1 | こうのの日々

こうのの日々

漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。

 

ねえねえ、これどこだと思う?

2021年の大みそかの朝の広島市、元宇品もとうじな公園です!

 

年末年始は広島県で迎えました。

 

秋に、実父があることで表彰されたので、そのお祝いをしようと きょうだい(姉妹弟)に相談したら、成り行き上、わたしが幹事のようなものになりました。

わたしは事務作業が非常に苦手だとは自覚していたのですが、今回はとくにそれを痛感しました。

それぞれの都合を聞いて、店と宿を決めて、その予約状況と照らし合わせて、都合が変更になったらまたキャンセルして予約取り直して…これだけで、本当にまる1日かかっていました。

夫も同行するので、Tさんをお留守番させるのも心配です。

日が迫るにつれ不安で不安で、夜も眠れなくなってきました。

 

そして当日の30日(木)。

Tさんにはたっぷり食料と水とオモチャを用意して、お昼過ぎに出発しました。

広島駅からはちょうどいいバスがなかったので、タクシーで宇品うじなの宿に向かいました。

チェックインの時もまごまごしながら、宿の人にいろいろ提示したり照会したりしてもらっている間に、たまたまやって来た姉に横から話しかけられ、すぐ背後で妹とおしゃべりを始められて、思わず

とあやうく野沢雅子の声まねで歌いだすところだったさ(古くてすまん!)。

 

そして無事全員揃ってひと安心。

お腹が膨れると緊張感も緩みました。

父は早くに来て温泉に浸かり、食事の後も部屋で、姉と夫と義弟と珍しく静かに飲んでおりました。

洋室だったおかげで、それぞれがベッドや部屋の隅の椅子に座って、距離も適当にとれていました。

ちょっとは親孝行できたかなあ。