山陰本線の旅 | こうのの日々

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漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。

 

というわけで、この土日は、京都府福知山市から島根県安来市まで列車の旅をしてきました。

このふたつの都市を結ぶ鉄路は、主要なものが2種類あります。

 

1、山陰山陽山陰の特急の旅

福知山―京都新大阪(特急はしだてきのさきこうのとり) 

        ↓

京都新大阪―岡山(山陽新幹線) 

    ↓

岡山―安来(特急やくも)

という、山陰から山を越えて山陽まで出て、また山を越えて山陰に戻るルート。

走行距離は長いが、全部特急。フカフカの座席。

 

2、山陰本線ほぼ各駅停車の旅

福知山―豊岡(特急きのさき) 

    ↓

豊岡―浜坂(各駅停車) 

    ↓ 

浜坂―鳥取(各駅停車) 

    ↓

鳥取―安来(特急おき)

という、山陰を日本海づたいに進むルート。

回り道でないので料金が安い。でも連絡待ちの時間がいちいち長い。日本海が見える。

 

ちなみに所要時間は、ほぼ同じです。

そして、どちらにも共通する難点は、コロナ禍で特急が減便されていて、帰りの最後の特急は無くて各駅停車になる! ということです。

検索してもなぜか1の方しか出ないんですが、んー…、

2にするじゃろ! 

どう考えても!

 

そして、2にしてよかったよ!

日本海の見える景色は美しくて、車内も空いていました。

あの日本の鉄道史には欠かせない歴史的名所、餘部橋梁も通りましたよ!

浜坂駅では待ち時間が40分以上ありましたが、

駅前に足湯があって、ゆっくり浸かれてちょうどよかったぞ!

あと知らなかったけど…鳥取って都会なんだな!!

 

帰りの鳥取駅での待ち時間に、街をぶらぶら歩いてみました。

「時代物専門店 風庵ふうあん」という骨董屋に入ったら、入口の所にあった虎の香合こうごう となんとなく目が合った気がして、買いました。

550円と書いてありましたが、なぜか500円にしてくれました。

香合なので、中に何か入れられます。

ちなみに↓のボールペンのグリップ部分のへこみは、虎にかじられた跡…ではなくて、虎のように鋭い目つきのTさんの仕業です。

映えにこだわるバエラーのあなたは、そろそろお気づきかも知れません…。

ええ。わたしの携帯電話はレンズに傷が入っていて、もやがかかったようになるのです。

今さらですが、いつもあんまりきれいな写真でなくてごめんなさいね。

 

ではまたね。

長々お付き合いくださって、ありがとう!