こんにちは! こうの史代です。
しかし、雲一つない快晴の日って、案外ないものだな…。
いつも午前中に描いているから、まだ霧の切れ端が空に残っているのかもなあ。
さて今日は、新刊の紹介をさせてください!
「マンガノミカタ」 樹村房(じゅそんぼう)
竹宮惠子、吉村和真、こうの史代 共著
10月8日発売です!
画像をもらったので貼ろうと思ったけど…すみません! なんかうまくできないので、詳しくは こちら をご覧ください!!
これは2年前、京都国際マンガミュージアムで行った鼎談に加えて、それぞれの研究の一部を紹介したものです。
研究本とはいえ、堅苦しさはなく、合宿の夜みたいな雰囲気の、楽しい本になっています。
わたしのは研究というほどではなくて…比治山大学での授業で数年に一度配っている資料で、「漫画の要素」について説明しています。
一番頑張ったのは「あとがき」です。
竹宮さんとわたしで、ちょっと面白い試みで4頁ずつ漫画を描きおろしています!
この本については冬頃から、月に1,2回の割合でzoom会議を重ねました。
実は、その会議がきっかけでパソコンを新調して、そのおかげで、今こうしてブログを始められたわけだったりします。
吉村さんには、たびたびお世話になっているのですが、今回は、
雲の上の人だった竹宮さんとも親しくお話しさせていただいて…、華やかながらも清廉なお人柄に触れて、身が引き締まりました。
漫画の神様に「な? しっかりやれよ!」と背中をぽんとたたかれた気がしましたよ。
本当に頑張らなくちゃな。
この本については、またお知らせすることもあると思います。
どうぞよろしく!