ポール・アルテ
平岡敦 訳
行舟文化
2021年9月発行
オーウェン・バーンズシリーズ。前回はこちら
う〜ん。発行された順番に読んできたのですが・・
実は・・今回のが第1作!
なんなんだ・・順番通りに訳して欲しいですよね。
カバー裏の解説から引用すると
友人の探偵オーウェン・バーンズから、依頼人の婚約者に成りすまし名門
マンスフィールド家に「呪い」の調査に行って欲しいと頼まれたアキレス・ストック。
長女の婚約を巡り愛憎渦巻く屋敷に集まった面々は、みな「混沌の王」と呼ばれる存在に怯えていた。
一族を呪い、聖夜のたびに一人ずつ命を奪っていく白面の怪人・・
それはいにしえの伝承ではなく。三年前にも当主の息子が完全な密室の中で殺されたのだという。
そして「混沌の王」を呼び出し鎮めるための交霊会の夜、新たな事件が発生し・・・
オーウェン・バーンズシリーズ第一作が待望の邦訳!
ってことでして・・
はい、面白かったです。やっぱり1作目から読むのが良いですよね。。
バーンズの容貌やら外見も描かれてるし、アキレスとの出会いもきちんと。
そしてそして・・解決して終了した、と思われた後になって・・
後日談といいましょうか・・数年後に真相が語られ、びっくり。
伏線の回収もしっかり、でした。
さらに後ろ表紙の開きにですね・・
「怪狼 フェンリル」という小冊子も入ってました。
全然別の掌編が1冊追加されており・・
こちらも面白かったです。