170_混沌の王 名探偵「オーウェン・バーンズ」シリーズ | mimi 読書三昧

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ポール・アルテ

平岡敦 訳

行舟文化

2021年9月発行

 

オーウェン・バーンズシリーズ。前回はこちら

 

う〜ん。発行された順番に読んできたのですが・・

実は・・今回のが第1作!

なんなんだ・・順番通りに訳して欲しいですよね。

 

カバー裏の解説から引用すると

 

友人の探偵オーウェン・バーンズから、依頼人の婚約者に成りすまし名門

マンスフィールド家に「呪い」の調査に行って欲しいと頼まれたアキレス・ストック。

長女の婚約を巡り愛憎渦巻く屋敷に集まった面々は、みな「混沌の王」と呼ばれる存在に怯えていた。

一族を呪い、聖夜のたびに一人ずつ命を奪っていく白面の怪人・・

それはいにしえの伝承ではなく。三年前にも当主の息子が完全な密室の中で殺されたのだという。

そして「混沌の王」を呼び出し鎮めるための交霊会の夜、新たな事件が発生し・・・

オーウェン・バーンズシリーズ第一作が待望の邦訳!

 

ってことでして・・

 

はい、面白かったです。やっぱり1作目から読むのが良いですよね。。

バーンズの容貌やら外見も描かれてるし、アキレスとの出会いもきちんと。

 

そしてそして・・解決して終了した、と思われた後になって・・

後日談といいましょうか・・数年後に真相が語られ、びっくり。

伏線の回収もしっかり、でした。

 

さらに後ろ表紙の開きにですね・・

「怪狼 フェンリル」という小冊子も入ってました。

全然別の掌編が1冊追加されており・・

こちらも面白かったです。