149_怪力男デクノボーの秘密 | mimi 読書三昧

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フランク・グルーバー

熊井ひろ美 訳

論創社

論創海外ミステリ256

2020年8月発行

 

前回はこちら(シリーズものです)

 

シリーズの7冊目。ようやく連続になった・・と思えば訳者さんが違いますね。

よくよく確認すれば毎回違う訳者さんでした。

語り口を揃えたりしてるんでしょうかね。不自然さは無し。

 

さて今回は・・

定宿の45丁目ホテル、割当てられた部屋に入ってトランクを開けると・・

なんと! そこには死体が!

で、入れておいたはずの本がどうなったのか? とよくよく確認してみれば・・

実は7階の部屋でした。使うはずの部屋は8階。エレベーターが間違えて止まったようです。

慌てて8階に行ったのだけれど・・

 

その後、7番街のバーに行って・・戻ってきてみると・・

今度こそ! 自分達のトランクの中にさっきの死体が!

 

こうしてまたしても巻き込まれてしまいます。

7階の部屋にいたのはジルというブロンドの美女でした。

はあ・・

そして死体は9階に持ち込むことにしました。

 

さてさてどうなる?

もちろん大騒ぎになりまして。。

殺されたのは「怪力男デクノボー」という漫画を出版している会社の社員

実は前科があったようでして・・

 

2人は出版界に潜む闇に巻き込まれていきます

相変わらずテンポ良く進んでいき・・

サムの怪力ぶりも凄いし、ジョニーの口八丁と推理も鋭く。

 

今回も楽しめました。

あと何冊出てるんだったかな・・