142_大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 抹茶の香る密室草庵 | mimi 読書三昧

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山本巧次

宝島社文庫

2023年11月発行

 

山本巧次さん、前回はこちら。別シリーズです。

 

このシリーズの前回はこちら

 

はい、最近は1年に1回の出版?

昨年のがようやく読めました。

新刊で図書館に入った頃は・・予約できず諦めて・・

そのまま放置して忘れてましたよ。

 

今回はたまたま・・どなたかが返却されてまだ本棚に戻ってないところ・・

未読であることを確認して借りてきました。

たまたま見つけて良かった〜(誰かにまた借りられる前で!)

 

このシリーズ。大好きなんです!

(と言いつつ購入はしてませんが・・)

 

設定はですね・・単なるOLだった現代人の関口優佳が・・

祖母が残してくれた家を相続し・・実はその家は江戸時代と繋がっていたのです!?

でもって・・江戸時代に入り込んで・・今では十手持ちの女親分!

しょっちゅう江戸と現代を行き来しており・・

途中、現代ではコロナが発生。いまだに第2波の最中ってことで。

 

いやもう・・今までもさ、北斎と実際に会ってしまったりしたんですけどね。

今回も実は有名なある人物と知り合いになりましてね。。

(それは読んでのお楽しみ)

 

そしてそんなおゆうを助けてくれるのが・・宇多川という元同級生。

分析オタクで科学分析のラボを立ち上げており・・江戸時代に現代科学を持ち込み。

指紋分析、DNA分析、ドローンにマイクロファイバースコープなどなど。

今回も大型機器が持ち込まれるんです。

問題はそれで発見があっても江戸時代の人に理解できるよう説明すること。

もちろんそんな装置や方法を使ったことも内緒ですしね。

 

あ、今回のお話の説明がまだでした。題名の通り!

茶室で殺人が! そして殺人者の出入りを誰も見ていない。

というかその茶室は衆人環視の元にあったに近くて。

密室殺人だ!という ワクワクするような?設定です。

テーマはお茶です。お茶屋さんの株仲間やら冥加金やら・・

 

今回も無事に謎は解決できました。

が・・裏事情はそれぞれ・・