68_その謎を解いてはいけない | mimi 読書三昧

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大滝瓶太

実業之日本社

2023年6月発行

 

お初の著者さん

初のミステリー作品にして、単著デビュー作 とのこと

 

で・・

連作中編集みたいな感じなのですが・・

途中から違和感ありありになってしまって・・

読了するのに時間がかかりました

 

内容そのものではなく・・表現の仕方?

冗長というか余計な装飾が多いというか

 

主人公はどっち?

小鳥遊結(たかなし・ゆい)高校生

 (小鳥遊っていうと森博嗣さんのVシリーズを思い出す)

 生まれつき左目だけ翠色。探偵助手のバイト?中。

探偵なのは暗黒院真実(あんこくいん・まこと)を名乗る田中友治28歳独身

 右目だけカラーコンタクトをはめて翠色に。全身黒を纏う。

 ネット検索で他人の過去や現在を暴くのが得意。裏アカも鍵アカも簡単に。

 

警察官は聖山。暗黒院に協力を依頼する側です。

 

2作目から絡んでくるのが小説家の一二三(にのまえ・ふみ)

 本名は森田秀実。デビュー時は16歳。

3作目からは白日院正午(はくじついん・しょうご)。本名、鈴木寛信。

 もちろん白尽くしの服装でして・・

 

はあ・・説明するだけで疲れますね。

まあ、そこまではまだ良かったのです。

 

最後の2編が小鳥遊の黒歴史というか・・

家族のこと、学校生活のことなどが多くなってきまして・・

事件も高校周辺で起きるし。

 

単純に私がゲーム用語とか、現在のネット用語云々を知らなすぎるだけ、

かもしれないけれど・・もっと普通に表現できないのか?というところも多くて。

本格推理でありそうでないような・・

 

題名の意味もわかったと思って読んでいくとどんどん変わっていく感じかな

一応読了したのでもういいです。

私とは趣味があわない方ってことで・・

 

さて、口直しは何を読みましょうかね