67_非日常の謎 ミステリアンソロジー | mimi 読書三昧

mimi 読書三昧

本が大好き! どこへ行くにも手放せません
図書館で借りた本が中心ですが大量の蔵書から愛読書も紹介しています
コメント大歓迎です

芦沢央 阿津川辰海 木元哉多

城平京 辻堂ゆめ 凪良ゆう

 

講談社タイガ

2021年3月発行

 

はい、通勤のお供として文庫を読みました。

初めましての方も多いかも・・

題名は・・新型コロナによる「日常」が脅かされ・・

そんな非日常の中でも日常を大切にしたい、ということのようですね。

「日常の謎」ではなく、日々の生活の狭間、刹那の非日常で生まれる謎をテーマにしたそうな・・

 

どれも面白く、楽しく読みました

辻堂ゆめさんの「十四時間の空の旅」は・・

父親の仕事の都合に振り回される思春期の女の子

アメリカでの4年間の生活を終えて1人だけ先に日本に戻ることになって・・

ビジネスクラスの飛行機に1人。ゆったりしようと思ったのに怪しい人物と事件が!

 

凪良ゆうさんの「表面張力」はちょっと怖いお話でした。

それは人間の怖さ、かなあ。

 

城平さん「これは運命ではない」

冗談みたいな偶然の出会いが続いた男女

これは運命なのか? はい、なかなかに面白かったですよ。

 

木元さん「どっち?」

これもなかなかに怖いお話でした。

不倫、三角関係、自殺?・・それとも?

 

阿津川さん「成人式とタイムカプセル」

よくあるようでないお話

 

芦沢さん「この世界には間違いが七つある」

いや・・なんと言ったら良いのやら・・