JRの主要駅にある指定席券売機では指定席(列車)の変更ができます。
指定席券売機とは新幹線や特急列車のきっぷも購入できる券売機で、JR東海ではエクスプレス券売機、JR西日本ではみどりの券売機と呼んでいたりしますが、駅によっては若干操作性は異なるものの機能はほぼ同じです。
↑例:JR東日本の指定席券売機
指定席の変更のために長蛇の列を成したみどりの窓口に並んでいませんか?
一人でも多くの方に指定席券売機を活用していただきたいですね!
まずどういったきっぷの変更ができるのかという話です。
指定席券から指定席券への変更(列車の変更)
自由席券から指定席券への変更(新幹線のみ)
ができます。
差額がある場合は現金支払のみです(差額分の領収書発行もできます)
では実際に変更の手順をご紹介します。
JR西日本の券売機を例に説明していますが、
他社でも基本的に同じです。
①【回数券等で指定席予約/指定席の変更】を押します。
会社によって画面レイアウトが異なります
<参考までに>
JR東海や東日本、九州の指定席券売機の場合は指定席ボタンを押すと、その中に指定席変更の項目があります。
②次に【指定席の変更(本日乗車分)】を押します
③変更したいきっぷを、ランプが光っている場所に1枚づつ挿入します
※指定席券、新幹線自由席特急券、新幹線特急券、特急券のみ入れます
※乗車券を入れると対象外で返却されますが、乗車券と自由席券や指定席券が1枚になったものは変更可能です!
※最大4人分まで一度に変更可能です(ただし同一区間に限る)
全て入れ終わったら【挿入完了】を押します
④区間を変更するかどうか選びます
列車の変更だけなら、【区間は変更しない】を押します
※この画面は出てこない場合もあります※
⑤希望の出発時間帯を選びます
⑥希望の出発時刻以降の列車が出てきます。
目的地への到着順に並んでいます。
この一覧に希望の列車がなければ、下部の【乗車時間帯を指定】または【次の時間帯▼】を押します。
希望の列車を決めて【◯】を押します
設備欄で普通車がいわゆる指定席です。
⑦次に座席を選びます
窓側や通路側のみ指定することもできますし、
座席表(シートマップ)で空席状況を見ながら座席を選ぶことができます。
今回は【座席表から選ぶ】を選択します。
⑧選択可能な号車の一覧が出てきますので、
希望の号車の【○】ボタンを押します。
ちなみに【◎】が空席の多い号車です!
⑨座席を選び終わると、変更の最終確認画面になります。
間違いなければ右下の【確認】ボタンを押します。
差額がある場合は支払画面に遷移します。
⑩乗車変更の作業が始まり、完了するときっぷが出てきます
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<指定席券売機での変更制限>
①当日のきっぷのみ
しかしJR東日本や東海の指定席券売機では翌日以降のきっぷの変更(日付の変更)や自由席券の日付のみ変更もできたりします。
②既に乗車変更して「乗変」のマークがついたきっぷ
同じ列車で座席だけ変更したい場合は窓口へ
③金額表示が¥※※※の指定券
④割引の効いたきっぷ(ジパング倶楽部や乗継割引など)や
旅行会社で購入したきっぷで差額が発生する変更
⑤クレジットカードで購入したきっぷで変更後のきっぷが安くなる場合
区間を短縮したり、はやぶさ→やまびこ・つばさ、のぞみ→ひかり・こだまといった変更など
一見難しそうに思いますが、一度やってみると簡単ですし、窓口に並ばなくていい分スピーディーですよ!
ぜひお試しください
★最後に裏技?★
指定席券売機の最初のトップ画面の状態で、どのボタンも押さずにそのまま普段きっぷが出てくるところへ変更したいきっぷを1枚入れます。
すると自動的に指定席の変更画面に移ります!
どこに変更のボタンがあるか探さなくていいので楽です。