多目的室(個室)について | きっぷの記録

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新幹線・特急列車の一部には多目的室があります。

車内で体調を崩された方や授乳等で一時的に利用することができます。

普段は施錠されており車掌へ申し出ることで、先に利用者がいなければ解錠してもらえます。

 

※JRおでかけネットより

 

一部列車の多目的室は一定の条件を満たす場合、特定席として予約することができます。

予約方法は通常の特定席と同様です。

 

予約条件としては車いす利用者だけでは足らず、長時間の着座が困難、慢性的な疾患・難病を患っている、病院転院等が利用として伴う必要があります。

条件を厳しくしている理由として、車内で急に必要とされる場合に備えて、事前に確保されるのは極力避けたいという思惑があると思われます。

これはあくまで個人的見解です。

 

多目的室の申し込みを受けた場合、特定席(オープン席)と同様に管轄となる指定席管理箇所の承認が必要になります。

加えて他社JRへ直通運転先がある場合は、両社で予約を引き受けるか1件ごとに協議を行いますので承認まで長い時間を要します。

なお通常の特定席(オープン席)は他社JRへ直通運転を行っている列車の場合、上り・下りで承認を受け持つ会社が決まっています。自社承認できる列車の場合、承認が早いため比較的すぐ発売可能です。