飴玉詐欺同盟
「メガミノシッポ」
@シアターミラクル


ミラクルはコメディ専門なんだなぁ。


まったく知り合いの出ておらず、繋がりもなにもない劇団。


会場中にDSのピクトチャットで連絡を取り合っていたのには感動した。



内容はというと、完全に内輪受け。
観客を楽しませるというより身内を楽しませているように思えた。
それならそれでよかったのだが、どうも演劇的向上も求めているようにとらえられ、演出の舵取りの悪さが目に見えた。


役者のレベルは全体的に低かった。


宴会芸のような臭いがただよう。



ただ、作品としてはまとめられていなくとも、カンパニーそして、この劇団を愛している人はまとめられているように思い、あるいみであそこはホームでありアウェーなのだ。
そういった、取り巻きかたというのはやはり人間性、人柄によるものだと思うから羨ましくて仕方がない。



演劇をやるうえで、十分条件は幸運にもそろっているのだから、次は必要条件を整えていくべきだ。

*立って前をみて…途方もなく、難しい




劇団エリザベス×ブルーノプロデュース
「クララ症候群」
@タイニイアリス



先輩の劇団、それにいつも俺の芝居には助けてもらってた岩佐みちるが出演していたし、一度出演してもらった佐伯先輩も出演していたからとにかく楽しみに見に行った。


実は開演前、眠くなってしょうがなかったのだが、そんなもの吹き飛ばした。




はじめの始め、主宰の橋本清さんが、発した言葉の中にいつも芝居ではよく聞く、死ねとかやめちまえって言葉が居て、もうそれは芝居に入っていたのだけど、観客は客入れの曲と照明だったし、きっと芝居の世界に入る前だったはずで、そんな日常と芝居の間の空間に言われたその言葉には怖いくらいの存在感があった。

その最初の言葉の効果で、芝居の中の言葉は常に嘘で説得力もないが、ただびっくりするくらい鮮明にはっきりと力強い重みをもった台詞として入ってきた。もちろん役者の技術の高さもあるのだろうが。


一番好きな演出だったのが、好きという感情が芽生える瞬間のドキドキとした表現、タイミングよく音響効果を爆音にして、擬似的に観客をドキっとさせる。それは2回だけ。
とても素敵だった。




それと一番お洒落だったのが、ラストのラスト。
世界の終わりに誰といたいかという質問にキャストが一人一人答えていくのだが、照明地明かり、音響さりげない感じで続いて、最後に隕石がどーんって落ちてきたのを手で表現したのと同時に暗転+あおり。


前回のメザスヒカリ…にあったしつこさも感じず、かなりよかった。


欲を言えば、滑舌がわるい役者がいたのが残念だった。


あんなお洒落でかわいい演出したいなぁ

*昨日観てきた同期の劇団の初公演


劇団ピーターパン症候群
「少女は、とけた」
@APOCシアター



あぽっくさんでみるのは2回目。どっちも最前で、お尻がいたかったです←


お話は子供から大人になる境目、今まさに自分の年齢にそぐったお話。


少女の体内が舞台。



とにかく美術から照明からなんにまでポップキュートでファンシー。

勢いだけじゃ創れない 主宰の筋の通った軸が生きているんだと思う。完敗




最初は、子供のままでいたほうが良いことを肯定する話かと思ったが演出がそれだと矛盾するなぁと考えていたら、最終的には大人へとスライドしていく為には子供をすてなければいけないということでまとめられたかのように思う。



個人的にはピーターパン症候群という劇団だからこそ挑発的に子供であり続ける、外界を遮断する話に挑戦したほうが面白いと思った。


観客は、作品の世界観を見に来ているわけだから、どちらかというと説教臭く聞こえるのは境界線が難しいが避けるべきだろう。




笑いの取り方とかタイミングとか、いまいちなところがいくつかあったが、劇団としてしっかりと成立していたし、今後も注目したい