*立って前をみて…途方もなく、難しい
劇団エリザベス×ブルーノプロデュース
「クララ症候群」
@タイニイアリス
先輩の劇団、それにいつも俺の芝居には助けてもらってた岩佐みちるが出演していたし、一度出演してもらった佐伯先輩も出演していたからとにかく楽しみに見に行った。
実は開演前、眠くなってしょうがなかったのだが、そんなもの吹き飛ばした。
はじめの始め、主宰の橋本清さんが、発した言葉の中にいつも芝居ではよく聞く、死ねとかやめちまえって言葉が居て、もうそれは芝居に入っていたのだけど、観客は客入れの曲と照明だったし、きっと芝居の世界に入る前だったはずで、そんな日常と芝居の間の空間に言われたその言葉には怖いくらいの存在感があった。
その最初の言葉の効果で、芝居の中の言葉は常に嘘で説得力もないが、ただびっくりするくらい鮮明にはっきりと力強い重みをもった台詞として入ってきた。もちろん役者の技術の高さもあるのだろうが。
一番好きな演出だったのが、好きという感情が芽生える瞬間のドキドキとした表現、タイミングよく音響効果を爆音にして、擬似的に観客をドキっとさせる。それは2回だけ。
とても素敵だった。
それと一番お洒落だったのが、ラストのラスト。
世界の終わりに誰といたいかという質問にキャストが一人一人答えていくのだが、照明地明かり、音響さりげない感じで続いて、最後に隕石がどーんって落ちてきたのを手で表現したのと同時に暗転+あおり。
前回のメザスヒカリ…にあったしつこさも感じず、かなりよかった。
欲を言えば、滑舌がわるい役者がいたのが残念だった。
あんなお洒落でかわいい演出したいなぁ