まったく無関係な第三者 | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

「こんなことがあってさぁ・・・」

と話したら

「まじか~

 そんなことある~?
 あぁ、でも、
 私も似たようなことあったわ~」

という。

「へ~そうなんだ、
 お互い災難だったねぇ(笑)」

と笑い合う。

一日の終わりに
笑い合えるっていいよね。

 



正論説かれるでもなく、
適当に流されるでもなく、

話を持っていかれるでもなく、

あ~たいへんだったねぇ、
それはそう感じて当然よねぇ、

と最後まで聴いてもらって

うなずき合えるって幸せだ。

そうやって文句言いあったら
適当なところで終わりにできる。



だけど、
最初から正論説かれたり
相手にされなかったりしたら

・・・こじれるよね(笑)。

正論なんて分かってるし

そんなことも分からないと思われてると
思ったら余計に腹が立つ。

そういうもんだよね。









だけど、こと自分が聴く側になると
とたんにできなくなるんだよなぁ。

自分が渦中にあるときは
細かいディテールを延々話すのに

相手がぐずぐずしてると

「そんなこといっても仕方ないじゃん?」
「あなたの思い込みじゃない?」

と言ってしまう。

人ってままならない。
嫌になっちゃうよね(笑)。



言われなくても
ぐずぐず言ってるほうだって分かってる。

思い込みかもしれないし
ここで文句いっても仕方ないって
分かってる。

だけど、それを落ち着けるのに
「聴いてもらう」
っていうプロセスを求めているだけ。

それなのに聴いてる側は

つい言っちゃうんだよね、


「こういう考え方もあるんじゃない?」

って。



まぁ、そういう経験をした人は
きっと山ほどいるだろう。

言われる側も
言ってしまう側も

大抵の人が
どっちの経験もしているよね。

 

もちろん、私も。



だからこそ思う。

弱っている時こそ
そういう危険が少ないところで
自分の話を聴いてもらう必要があるって。

そのためのプロがいますよ、って。

 

そういうことを心得た

訓練されたプロがいますよ、って。


身近な人ももちろん
精一杯向き合ってくれているけれど

身近なだけに
傷つけ合ってしまうこともある。



「聴いてほしいな」
と思ったときに

「まったく無関係な第三者に話す」

という選択肢も
いつか入れてみてくださいね。

お待ちしています。


 

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カミヤカオリ

 

 

 

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