言葉にすると滑り落ちるもの | ひとしずくの純金

ひとしずくの純金

たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

毎日、

夕方ごろからこの時刻にかけて

 

「今日は何書こうかなぁ・・・」

 

などとブログのことが

頭のすみっこに浮かんできます。

 

 

 

すっと書けるときもあれば

もう、なんにも書けないときもあります。

 

私の日々は

そんなに変化が多いわけでもなく

基本的に同じことの繰り返しです。

 

 

 

いや。

同じことの繰り返しに見えるけれど

 

対話における『旅』は

一つとして同じ旅がなく

 

それこそ物語は無限にある

ともいえる。

 

とすれば、人よりは

いろんなことに出合っている

ともいえるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

そういう毎日ですから、

心がうごくことはたくさんあります。

 

たくさんあるけれど

心がうごいたときこそ

 

「書けない」

ということが起こります。

 

たくさんあるのに書けない。

 

心が動けば書ける

というものでもないらしい。

 

 

 

単純に、守秘義務の観点から

「書けない」はもちろんありますが、

 

それよりは・・・

 

安易に言葉にできない

 

の意味で「書けない」

の場合もけっこうある。

 

 

 

感情や身体感覚を含む体験って

そう簡単に言葉にならない。

 

そんな側面があると思います。

 

言葉にすると

”体験” が消えてしまうような。

 

 


体験を体験のままにしておきたい。

そう感じることがあるんですよね。

 

そういうとき

無理に言葉にしてしまうと

 

何か元のものとは違う体験に

ねじ曲がってしまう気がするのです。

 

大切なものが滑り落ちるような。

 

 

 

こころが動いた日ほど

「書けない」のは

 

たぶん、どこかで

「書かない」を選んでいる。

 

書かないで

身の内に大切にしまっておく。

 

書かないことで

その瞬間を保存する。

 

そんなやり方もあるのかもしれない、

なんてね。

 

 

 

私は仕事の性質上、

『言語化』をとても大切にしています。

 

カウンセリングという場は

言語化なくして成立しないですものね。

 

だけど、同時に

「言語化した時点で滑り落ちるものがある」

 

ということも心得ておきたいな、

とも思ったりします。

 

 

 

言葉にすることと

言葉にならないこと

 

この二つの存在を承知しながら

二人で一緒に ”体験” していく。

 

1対1でお目にかかってできることの

ひとつだろうなぁ、と思います。

 

 

 

 

カミヤカオリ

 

 

 

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