3月もいい出合いが
たくさんありました!
たくさんありました!
さっそく参ります!
3月の読書記録前半、
まずはこの5冊☆
まずはこの5冊☆
『君の名前で僕を読んで』
アンドレ・アシマン 著
アンドレ・アシマン 著
映画化して話題の作品、
読んでみました。
読んでみました。
うーん。
10代の男の子の恋
こんなにヒリヒリと切ないのか。
こんなにヒリヒリと切ないのか。
物語がどう着地するのか
見守るしかできない状態で
ラストまで・・・
見守るしかできない状態で
ラストまで・・・
でも。
正直、このままだと
ただの恋愛小説を越えないな・・・
ただの恋愛小説を越えないな・・・
と思いかけた終盤。
いきなり
どわっと涙するシーンが来ます。
どわっと涙するシーンが来ます。
そうかそう来たか・・・
私もそんなことが言える
(そして、必要なら
言わないでいられる)
言わないでいられる)
人間になりたい。
そんな場面です。
それ以降は蛇足かな、って
気もしますが、
気もしますが、
決着させたいニーズも
世の中にはあるか。
世の中にはあるか。
『羊と鋼と森』
宮下 奈都 著
宮下 奈都 著
うーん。
よかった。
数ページごとに泣きっぱなし(笑)。
でも、この物語で泣く人って
少数派かも。
少数派かも。
なんでしょうね。
一見、意地悪な人にも
簡単ではない過去があって
簡単ではない過去があって
ちゃんと想いがあって
あの発言、あの行動になっている。
あの発言、あの行動になっている。
登場人物一人ひとりが
それぞれめいめいの想いで
ピアノに接している。
それぞれめいめいの想いで
ピアノに接している。
その姿勢にね・・・。
美しいピアノの音
懐かしい音
どこか無邪気な音・・・
懐かしい音
どこか無邪気な音・・・
ページごとに
立ち上がってくるようでした。
立ち上がってくるようでした。
一つのことを極めようとする人間を
描いた物語が好きです。
描いた物語が好きです。
『口笛の上手な白雪姫』
小川 洋子 著
小川 洋子 著
短編集です。
うーん。
コメントしづらい。
面白くなかったわけではないし
小川ワールドも健在だったし
小川ワールドも健在だったし
たぶん物語としても
まとまっているんだろう。。。
まとまっているんだろう。。。
なのに。
なのに。
記憶に残らない。
狙い通りなのか。
なんだろう。
この手ごたえ感のなさは。
『一つの箱の中』を
見つめて、見つめて、見つめ続けて
延々と深め奥行きを与える。
これが小川作品の命だと
思っていたのだけれど、
思っていたのだけれど、
新しい風なのか。
この潔さが ”味わい” なのか。。。
うーん。。。
切り口はどれもこれも
もっと突き詰めたら
面白くなりそうなのに。
もっと突き詰めたら
面白くなりそうなのに。
私は彼女の長編が好きだ。
『潤一郎訳 源氏物語 巻三』
谷崎 潤一郎 訳
谷崎 潤一郎 訳
もったいぶって
ちょっとずつ読んでいます。
ちょっとずつ読んでいます。
谷崎源氏。
まさに流麗な言葉の連なり、
心地よいです。
心地よいです。
そういえば、谷崎作品も
モダン→古典回帰
と移ろっていますよね。
モダン→古典回帰
と移ろっていますよね。
どちらのテイストも好きだけど、
日本の魅力を描いた作品は
彼の世界が強力に迫ってくる。
彼の世界が強力に迫ってくる。
この力強さはすごいよね。
小川作品が
どのように変遷していくのか・・・。
どのように変遷していくのか・・・。
気になります(脱線)。
その谷崎が3度目の正直で(?)
現代語訳した新新訳の源氏物語。
現代語訳した新新訳の源氏物語。
慣れるまでちょっと
読みづらいかもしれないけど、、、
読みづらいかもしれないけど、、、
おすすめです。
『でんでんむしのかなしみ』
新美 南吉 著
かみや しん 絵
新美 南吉 著
かみや しん 絵
たまに絵本、いいですね。
不思議と静かな時間になります。
絵本の力でしょうか。
いわゆる名作と呼ばれるもので、
何度も版を重ねたゆえに
いろんな版があるようです。
いろんな版があるようです。
私はこの版のこの表紙をみて
この絵で読みたいなぁ、
と狙って借りてきました。
と狙って借りてきました。
色が重なって
透明感と奥行きがあって。
読み手に自由度があって。
子どもちゃんたちよ。
いや、大人たちもか。
いや、大人たちもか。
これから続く人生は
どのみちくっきりぱっきり
するばかりじゃないのだ。
どのみちくっきりぱっきり
するばかりじゃないのだ。
ぼんやりと漂うな表情は
大人になってから思い出すとき、
大人になってから思い出すとき、
幼いころの記憶に
『あいまいさ』という豊かさを
くれるような気がします。
『あいまいさ』という豊かさを
くれるような気がします。
というわけで、
前編はここまで。
前編はここまで。
後編は心理の本を中心に
参ります!
参ります!
いやぁ、心理本も
めっちゃいい出合いでした。
続きもどうぞお楽しみに。
カミヤカオリ
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