崩れかけたセッションをどう立て直すか

コンディションを立て直す。
大事です。

プロなんだから、

セッションには
ベストな状態に組み立てられるのが
一番いいですが、

だんだんに崩れていくことも
ままあります。

お話をうかがっていて
ぐずぐずと崩れていくこと

絶対ないとは
残念ながら言い切れません。

でも。

やはりそこはプロだから
最低限のところで踏みとどまりたい。

コーチングに出会ってから
もう１２年も経つというのに

いまだに ”ぐずぐず” に
なりかけることがあります。

それが奥深さでもありますが

それでもある程度の幅で
安定させる。

それがプロですものね。

そこで２つ気をつけています。

１つは
崩れ始めたことに
なるべく早く気づくこと。

２つ目は
その崩れに真正面から
向き合うこと。

この二つを死守することで
最低限の ”品質” を
維持したいと考えています。

気づくことはともかく、

崩れの原因に
真正面から向き合うのは

簡単ではありませんね。。。

なにしろ

自分のできてないところに
目を向ける作業なのですから(笑)。

例えば、

「あーアドバイスしすぎてるよ」
と気づいたとして。

「なんでこんなに
しゃべってるんだ、私は？」

「しゃべって何を得ている？」

「しゃべって何を隠している？」

「しゃべって何を逃げてる？」

と自分を見つめるわけです。
けっこう痛い(笑)。

クライアントの力を
信じきれていないとか

自分の力を誇示したいとか、

ほんのわずかな
”出来心” だったとしても

セッションが濁るには
充分だったりします。

怖いことです。

本当に怖い。

だから、
痛いけれど見つめる(笑)。

これが今のところの
私の答えです。

これを実践していくうちに

『この痛みに向き合うことで

　自分の感覚を信じて向き合えば

　きちんと立て直すことができる』

というちょっと逆説的な？
自信につながりました。

どういう状況に陥っても
最低限プロとしての価値を
提供できる、と。

へんな角度からの自信ですが(笑)。

自信というより

拠り所、のほうが近いでしょうか。

慣れもあるし
経験もあるけれど、

ここまでこれたのは

コーチングを学んでいる
クライアントさんたちの
眼差しが大きい(笑)。

コーチングを学んでいて
自らもコーチである
クライアントさんたちに
コーチとして雇われることで

自分に向き合う勇気を
もらってきたように思います。

これから
本格的にプロコーチとして
活動していきたい、

これから
ドキドキの認定試験を受ける、

と考えていらっしゃる方の
何人かがこのブログを
読んでいてくださっています。

日頃の感謝をこめて、、、

何かしらの応援になればいいな
と思って書きました。

勇気を持ち続けるかぎり、
うまくいきますからね。

共に参りましょう。

カミヤカオリ

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