外向的な人が目を向けることを避けているもの | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

ユングといえば、
心理学を専門に学んでいない人にとっても
おなじみですよね。

『人生の午後』
とか

『中年の危機』
とか

『シンクロニシティ』
とか

彼の使った言葉で
聞いたことのある言葉も多いと思います。


そんな彼ですが、
パーソナリティ理論も提唱しているんですよね。

外向型と内向型に分けて考える理論です。
(詳しくは、さらに4つに分ける)


さて、ここで質問。

あなたは自分自身を外向的だと思いますか?
それとも内向的だと思いますか?

まぁ、場面にもよると思うんですが、
だいたいこっちかなーというのってそれぞれに持っていると思います。

外向的な人は他者や環境に注意や興味が向きやすい。
内向的な人は自分自身の感覚や思考に注意や興味が向きやすい。

うん、まぁ、そうだね、
と思いますよね。



ホワイトモカ




で、こっから先が面白いのですが、

外向的な人は、
外の刺激を注目することによって、
自分自身の内側に注意を向けることを避けている。

無意識に抑圧している、というのです。


内向的な人もしかり。

自分に注目することによって、
外界に注意を払うことを避けている、と。


これって面白いと思いませんか?

好きで外や内に目を向けている、と考えずに、
見たくないものを避けるために外や内に目を向けている、と
いうのですから。


確かに、ちょっと立ち止まると、
そうかもな~
と思うところもあります。

例えば、
忙しい、忙しい、と社交的な人は
過剰に忙しくすることによって、
自分の内的な課題に蓋をしているかもしれない。


自分は恥ずかしがり屋だから、と
人付き合いを避けている人は、
他者との関係を築くことを避けているかもしれない。


・・・とまぁ・・・外向・内向に関わらず、
自分で蓋をしているものなんて、
なかなか見たくないものです(笑)。

誰しも、何かに蓋をしたり、何かを避けることによって、
安定している部分もありますものね。


そういう中で、
いかに蓋をはずしていくか。向き合っていくか。

これが中年以降のテーマになっていく、
というのも納得です。

若いときは現実的な問題
(進学、就職、結婚、子育て・・・)に追われがちですが、

それらが落ち着いたころ、残りの人生を振り返れば
どうしたって、蓋が気になってくる。


気になってきた、ということは
次なる変化への準備ができてきた、ということでもあります。

勇気はいるかもしれませんが、
取り組めば成果は大きい。


自分の本当に求めているものは、
もう見つけましたか?

人生に課された宿題、残っていませんか?

えぇ!?
まだ残っている!?

もうすぐ8/31ですよ(笑)。


人生の宿題なら、まだ間に合います。
体験セッションにどうぞ。


カミヤカオリ

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