強みなんてわかんない・・・という時はこう考える | ひとしずくの純金

ひとしずくの純金

たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

”強みはなんですか?”

って訊かれるのが嫌なんです。。。

強みなんて自分で言えるほど得意なことなんて
別にないし。。。


・・・という言葉、コーチという商売柄よくに耳にします。


強みとか、得意なこと、
なんて聞くと、

何かこう、とっても特別なスキルとかじゃないと
ダメなような気がしてしまう。

そういうことってあると思います。


しかーーーし!!!
ですよ。

その気おくれって、どこから来ているんでしょう?





それは、どこかの誰かと比較している気持ちから、
ではないでしょうか?


「私なんかより、もっとすごい人いるし・・・」
という。

でもね。
そんなこと言いだしたら、

世界中に”それ”をやっている人なんて
それこそごまんといるはずで、

その頂点?に立つことを目指してたら
得意なんて言葉ずーーーっと使えない(笑)。

でしょ?

で、じゃぁ、どうやって
”得意”とか、”強み”とか、っていう言葉を捉えるか。



cova




それを助けるのが
「個人内差」
という考え方です。

知能検査(いわゆるIQを査定するような検査)では
ごく一般的に考えられている視点です。

ある個人をその人たらしめる能力というのは
一つではなく、いくつかの能力が組み合わさっています。

その能力一つひとつの高低のでこぼこを見ていきましょう、
という考え方なんですね。


たとえば、知的な人を

「頭がいい(一つ)」、とざっくりと捉えるのではなく

「語彙量と記憶力がすぐれている」とか、
「パズルのような視覚的処理が早くて、算数も強い」とか

その人個人の中で何がよく出来ているのか、と
具体的に細かくみていくわけです。

もちろん、
同時に”その人にとっての”苦手もあるわけですよね。


この考え方にそって
普段の自分の『得意・不得意』を見てみると
ちょっと気が楽になりませんか?

自分の中だけの比較ですから、
自分の中にあるでこぼこを振り返ればOK。


話すのは苦手だけど、書くのは得意、
でもいいですし、

歌を歌うことや楽器の演奏は割と好きですぐに覚えられるけど、
地図を読みながら知らない土地を歩くのはちょっと無理、
とか。


ざっくりではなく、
細かく自分を振り返るんです。丁寧に。

そうやって、いくつか挙げていくうちに、
共通点や、つながりが見えてきます。

それらは、きっとやっていても
楽しめているし、好きなことだったりすることが多い。

そして、その能力をなんらかの形で
仕事やプライベートで活かしているはずなんです。


得意なこと、
強みだと思うこと、

そういうのは、受け身で待っていると
いつまでも見つからない。

ちょっと気持ちを集中して
自分から見つけ出してあげるといいと思います。


一人で振り返るのはちょっとたいへんだなー、という方、
体験セッションにお申込みくださいね。

お待ちしています!


カミヤカオリ

▶コーチング/カウンセリングの詳細・お申込みはコチラ