嫌だな・・・というときは、感情と問題に焦点を | ひとしずくの純金

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「あぁ、もう。。。やだな・・・」

と、ストレスフルなことが多い現代ですが、
ストレスにさらされたとき、
どんなふうに対処していますか?

ストレスを少しでも軽くする方法というのは
2つに分けられる、とか。


一つには
感情をケアするタイプ。

情動焦点型コーピング、なんていったりします。

嫌だな、っていう気持ちを聞いてもらったり、
気分転換に楽しいことをやったり、
と、気持ちを楽にするような方向で対処するんですね。


もう一つは、
障壁そのものを取り除こうとするタイプ。

問題焦点型コーピング、といいます。

何が問題になっているか原因を考えたり、
苦しい状況を変える工夫をしたり、
と、なんとか状況を好転させようと努力するんですね。


どちらのコーピングも大切で、
環境や条件、自分の体調や気持ちなどによって
うまく使い分けられるといいと思います。



アールグレイ




そうはいっても、
このコーピングという対処する姿勢を維持することそのもの、

それ自体が結構、たいへんというか、
それを自分一人でやる強さって、
人間なかなか持っているようで、持っていない。


相談したり、
協力を仰いだり、
公共のサービスを利用したり



と有形無形の、有料無料の、
さまざまな支援の道をもっていることが
うまくコーピングできるか否か、の分かれ道になったりします。

自分一人でなんとかしようとせずに、
周囲にうまく支えてもらいながらいくことによって
却って少ない労力で”一山越える”ことができます。


甘えとか、
迷惑かけるとか、
そんなこと思わずに、辛いとき、しんどいときに
うまく誰かを頼ることができる。

そういうことも、
成熟するっていうことのひとつだと思います。


カミヤカオリ

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