「もし、○○だったらどうするか?」
というお題でおしゃべりするのって
結構、盛り上がったりしますよね。
ある時、仕事のお仲間とランチをしていたときのことです。
忘れもしない、みなとみらいの素敵なレストランで・・・。
隣の女性6人くらいのグループが
大いに盛り上がっていました。
リーダー格(?)と思われる人が話題をふったんです。
「ねぇ、もし、この先
一生1種類の野菜しか食べられないとしたらどれにする?」
えぇ!?
なんでこんな素敵なレストランでそのネタ!?
と思いながらも、うっかり聞き耳立てちゃいました(失礼!笑)。
お隣、案の定、盛り上がっていました。
野菜ひとつでもあんなに盛り上がるんですもの、
「もし、○○だったら」
のパワーってすごいです(笑)。
・もし、あと3日で世界が終わるとしたら、
誰に会いたいか?
・もし、何語でも自由に操れるとしたら、
どんな人生になると思うか?
・もし、魔法が使えるようになったら、
何をしてみたいか?
・もし、1つだけ未来の出来事を知ることができるとしたら、
何を知りたいか?
・・・
「もし、○○だったら」とつければ何でもOKなので、
こんなふうにいくらでも考え付くわけですが、
とっぴなお題でも、なかなか真剣に考えちゃうものです。
これね、なんで面白いんだと思いますか?
それは、その人の価値観に迫るからです。
「もし、○○だったら」
というちょっとありえない状況で何を選ぶか。
そこにその人の「選択基準」が反映されるんですよね。
制限のある中で、それを選ぶ、
それほどそのことが大切だ、と
自覚していようとなかろうと、にじみでてきます。
冒頭の女性グループも同じです。
キャベツとか、
にんじんとか、
じゃがいもとか、
いろいろ出ていましたが、
「えー、それだと生で食べられない!」
「味が強すぎて飽きる!」
「これなら、生でも、焼いても、煮てもおいしい!」
「これはビタミンが摂れるからいい!」
とか、あれこれ長短戦わせていました。
かなり白熱していましたよ(笑)。
ありえない話だからこそ自由に発想でき、
思いがけず自分の価値観に出会うのかもしれませんね。
「もし、○○だったら・・・」
あなただったら何を入れますか?
カミヤカオリ
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