事業所に出入りしている業者さんの車が、事務所の前で2時間もハザードを出していたものですから、バッテリーがあがってしまったようで、途方に暮れておりました。
何の装備もなく、あたりはすっかり暗くなってしまい、他人事ながら気の毒~
でも見て見ぬふりもできず、だめもとで自分の会員証でJAFさんに『緊急訪問』を要請してみました。
30分もしないうちに現れた救世主は、爽やかな笑顔で一言、『大丈夫ですよ』と言って、人間でいうところのAEDみたいな神器でパチッと一触すると、なんてことはない、ブルンとエンジンは復活。
さすがJAF!
『寒いので中に入っていてください』と言っていただきましたが、滅多にない機会なのでしばしお付き合いさせてもらいました。
最低1時間くらいはこのままに、すぐにエンジンは切らないで。
アイドリングしている間に、今度は盗難に遭わないように。
バッテリーは何年使っていますか?そろそろ交換を検討してください
単純にエンジンがかかって、諸手を挙げて喜んでいた私の様子を見据え、的確なアドバイスをくれました。
あー、その技術と接遇、笑顔に覚えあり!
担当者の顔とネームプレートを覗き込むと、もう10年ほど前だったでしょうか、私はこの救世主様に、続けざまに助けてもらった記憶がよみがえりました。
当然、先方は年間何百人も相手に仕事をしているであろうから、私のことなど覚えてはいないはず。
でも受け手というものは、こう見えても不安でいっぱいなので、些細なやり取りを鮮明に覚えているものです。
何人も何人も流れ作業のようにして接していると、いつしか大事なものを見失ってしまいがちです。
私も、退院した母子や患者さんからせっかく声をかけられても記憶にないことがあって、事務的な対応になっちゃったかなとか、そんなことがイヤになって三交代の臨床を去ることを考えた経験があります。
救世主に見た神対応。
丁寧な仕事とは何かと、身が引き締まる思いの今日この頃でした。
(管理者:二木)

















