和物のお芝居と和紙 | アトリエROMAN

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カリグラフィーを中心にアート、ハンドクラフトの愉しみを綴ります。

今週は新年最初のカリグラフィー講座を終えて私自身の最初の受講もあり、いよいよ2024年が動き出しました。

 

お正月が明けた頃には東京ドームシティに行きました。

 

 

 

久しぶりの東京ドーム。

カルトナージュ講座をしていた頃にキルトフェスティバルに来て以来です。

 

この日はドームでコンサートが開催されるようでしたが私の目的は別の場所。

 

 

 

IMMシアターです。

新しくできたシアターでのこけら落とし公演を観劇に来ました。

 

 

 

 

「斑鳩の王子」

主人公は聖徳太子です。

 

客席からは遠慮なく笑いが起きますが、所々でチクッと刺激を受ける内容です。

休憩無しでの3時間公演。

それでも長く感じることなく舞台に没頭できました。

何より演者さんたちの集中力が素晴らしいです。

今年の初観劇は和物となりました。

 

和物で思い出しましたが、先月は和紙の展覧会に行きました。

三鷹市美術ギャラリーでは日本橋に店舗がある「榛原」の和紙が展示されています。

創業は1806年とのこと。

 

 

会場では千代紙が額装されていました。

絵画を鑑賞するように千代紙の絵柄を楽しむことができます。

 

明治から昭和初期にかけて製作された品々と、その時代に榛原と交流があった画家たちの絵も展示されていて、久しぶりに竹久夢二の木版絵も観ることができました。

 

 

 

 

 

熨斗、ぽち袋、祝儀袋、絵封筒、団扇など改めて和紙の絵柄の華やかさと用途の幅広さを感じ、日常でそれらが使われていた様子を想像して楽しみました。

 

 

 

会場では和紙小物や千代紙なども販売されています。

 

 

 

ドームシティの遊園地。

開演前は晴天で気持ち良い景色を眺めていましたが、劇場を出たら雨が降っていました。

普段は訪れる機会が少ない場所で過ごした一日でした。

 

 

ナラン