今年のクリスマスは渋谷にある松涛美術館に行ってきました。
松涛美術館では12月7日から「パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展」が開催されています。
サラ・ベルナールはミュシャが手がけたポスターに描かれているフランス出身の大女優です。
この展覧会を心待ちにしていました。
2018年の秋に群馬県立近代美術館から始まり、その後4ヶ所で巡回され、いよいよ最終地の東京で開催です。
これまではミュシャの画を通してサラを見ていましたが、舞台衣装を身に着けていないサラの当時の写真や、実際に使っていた装飾品なども展示されていました。
印象的だったのはサラの歴代の恋人の写真もあったこと。
恋多き女性だったのですね
サラといえば・・・。
そごう美術館でやっていた「ミュシャ展」にも行きました。
こちらの展覧会ではミュシャの人生を彩る女性たちにスポットを当てた内容でした。
もちろん、サラにも。
7月から9月にかけてはBunkamuraで「みんなのミュシャ」を開催していました。
ミュシャの作品だけでなく、ミュシャに影響を受けて制作された作品が勢ぞろい。
振り返ってみると今年はミュシャ関連を存分に楽しめたと思います。
あと書き加えておきたいことがもう一つ。
フランス繋がりです。
こちらも会期は終了していますが、日比谷図書館に「アール・デコの造本芸術」という展覧会を観にいきました。
鹿島茂コレクションといえばジョルジュ・バルビエの画。
バルビエの画の他にも3人の画家の美しい挿画が多数展示されていました。
フライヤーも本の一ページをイメージさせるものでした。
図書館での展示ですが鹿島茂さんの書籍やコレクションのポストカードなども販売されていました。
気分が高揚していたこともあって、バルビエのポストカードを製本できそうなくらい買ってしまいました
画集を観るように愉しみたいと思っています。
ナラン