バッドボーイズ/RIDE OR DIE | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Bad Boys: Ride or Die
監督:アディル・エル・アルビ/ビラル・ファラー
キャスト:ウィル・スミス/マーティン・ローレンス/ヴァネッサ・ハジェンズ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/ソニー・ピクチャーズ
公開:2024年6月
時間:110分




さて東の『帰ってきた あぶない刑事』の翌月に帰ってきたのは西の“あぶデカ”『バッドボーイズ』。前作『フォー・ライフ』から4年ぶり,シリーズ第4弾となるマイクとマーカス。監督は前作に引き続きアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー。サブタイトルの『RIDE OR DIE』とは,「一蓮托生;死ぬまで共に」の意味で,これまでピンチの度に2人が唱えた合言葉「We ride together. We die together. Bad Boys for life.(共に生き,共に死ぬ。一生“バッドボーイズ”)からとられている。

冒頭から今回のマイク(ウィル・スミス)の愛車“ポルシェ992”を爆走させて2人の向かう先はマイクの挙式会場。理学療法士のクリスティーン(メラニー・リバード)との結婚式の最中,相棒の刑事マーカス(マーティン・ローレンス)が心臓発作を起こし倒れる。今際の際のマーカスの夢に現れたのは,前作でマイクの実の息子アルマンド(ジェイコブ・スキピオ)に殺害された上司のハワード警部(ジョー・パントリアーノ)。「今はその時ではない」と告げられ目覚めるマーカス。

ところが,そのハワード警部に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。ハワード警部の無実を信じる2人は独自捜査に乗り出すが,署内に潜む黒幕の罠にはまり“容疑者”となってしまう。こうして,アルマンドと共に警察からも麻薬組織からも追われる身となりながらも,真相を究明するため命がけの戦いに突き進んでいくマイクとマーカスだったが…。

ハリウッドっぽいバディ・ムービーが嬉しいし,テンポよく進みながらも魅せるアクションでガッツリ楽しませてくれる。前作から続く人間関係もストーリーの核になるので,『フォー・ライフ』の復習はマスト。

シリーズ生みの親マイケル・ベイは今回も,道路を横断するマイクに衝突しそうになって怒るポルシェの運転手としてカメオ出演している。


映画クタ評:★★★★


右矢印ウィル・スミス作品まとめ

右矢印マイケル・ベイ作品まとめ


◆シリーズ一覧◆

バッドボーイズ』(1995年)

バッドボーイズ2バッド』(2003年)

バッドボーイズ/フォー・ライフ』(2020年)