バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Back to the Future Part Ⅱ
監督:ロバート・ゼメキス
キャスト:マイケル・J・フォックス/クリストファー・ロイド/エリザベス・シュー
配給:ユニバーサル映画/UIP
公開:1989年12月
時間:108分




年始から様々なメディアで取り上げられていたのでご存じの方も多いのではと思うが,このPART2前半の舞台となったのが今年2015年。

劇場公開時に胸踊らせた30年後の未来は…現実には車は空を飛んでないし,『ジョーズ』は19どころか4作で終わったし,ホバーボードは140万もするくせに2.5cmしか浮かなかった。でも30年の間に,社会的にも個人的にも色んな変化はあったなぁ…。

無事に1985年の現代に戻ってきたマーティ(マイケル・J・フォックス)。彼は,2015年から帰ってきたドク(クリストファー・ロイド)に,未来の息子がトラブルに遭っていることを告げられ,将来妻になるジェニファー(エリザベス・シュー)を連れ,3人で未来へと飛ぶ。ところが老いたビフ(トーマス・F・ウィルソン)にタイムマシンを盗まれてしまい,それが原因で1985年のヒル・バレーは,ビフが牛耳る荒廃した街へと変貌していた。自分達の未来を取り戻すため,マーティとドクは再び1955年へと旅立つ…。

PART2のプロローグは,前作のラストシーンをそのまま流用したように見えるが,実は新たに撮り直されたもの。ピックアップトラックのナンバーが違っていたり,マーティが腕時計をしていなかったりなど,意図的に「間違い探し」が仕込まれているのが嬉しい。ジェニファー役がエリザベス・シューに変わったのは,前作のクローディア・ウェルズの休業のためで「間違い探し」ではない。

マイケル・J・フォックスの1人5役をはじめ,前作のシーンを別の視点から目撃できる面白さ満載。こういう楽しみ方ができるのは,後にも先にもBTTFシリーズだけだと思う。

映画3部作を通して使用されたデロリアンDMC-12は7台。そのうちの1台を見る機会があったが,何だか薄汚れていて,映画で見るほどカッコよいと感じなかった。


映画クタ評:★★★★★


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◆シリーズ一覧◆

バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990年)