大変ご無沙汰しております!
長らく更新がストップしてしまいすみません。
もういつ振りでしょうか。
最後の更新から1年半くらいですかね。
更新ないにも関わらずブログを毎日チェックして下さる方もいたようで申し訳ないです。
ありがとうございます。
本日、サイトがリニューアル致しました。
結構前から一部のファンの方にスマホ対応して欲しいと要望があったのですが、1年前程からいつもお世話になってるwebデザイナーさんが作業して下さり、この度無事リニューアルという形で実現致しました。
https://k-miyasaka.com/
ブログ自体は以前と変わらず不定期更新にはなってしまいそうですが、告知などの情報はその都度更新出来ればと思っていますので引き続き宜しくお願い致します。
宮坂
今年最後の更新です。
まずは最初に新刊情報を。
◆12/10に『黒崎秘書に褒められたい』第1巻が発売しました。
お知らせが発売前に出来ずすみません。
◆2021年3月には『薔薇色ノ約束』第8巻、『黒崎秘書に褒められたい』第2巻が2冊同時発売する予定です。※変更になる場合もあります
今年は『金色ジャパネスク』『薔薇色ノ約束』『黒崎秘書に褒められたい』の3本の連載を描きました。
連載3本、、、
昔は2本でも無理だと思ってたのに3本も描くことになるとは想像もしてませんでした。
とはいえ、『金色〜』は今後不定期になるので今のところ2本の時とさほど変わらない作業ペースではありますが。
こうして書き出して気づきましたが、「金色」「薔薇色」「黒崎」…と、どの作品もタイトルに色が入ってますね。
こういうのって後で気づくとちょっと面白いです。
無意識のうちに揃えようとしてたのかなんなのか。
ここ2年くらい時代物しか描いてなく「黒崎〜」の連載は久々の現代物で、しかも成人の主人公は初めてでしたから新鮮に思いつつもオフィスを舞台にした物語が自分に描けるか不安にはなってました。
早速、2、3話目でこれでいいのかわからなくなって探りながら描いてましたが、なんで黒崎を描こうと思ったかを脇に置きすぎて、オフィス物をどう描くかにばかり気を取られてしまっていたようです。
そこから4話で黒崎を少し掴めてきたので来年はもっと楽しんで描けたらなと思います。
「薔薇色〜」に関しては1話目から好きに描いてて悩むことはほぼない作品です。
多分1番ネームに時間が掛かってないです。
唯一大変なのは登場人物に黒髪率が高いので塗るのに物理的に時間が掛かることでしょうか。
たまに片山やアレックスが出ると塗らなくてすむから一瞬気が楽になります。
、、、一瞬ですが(笑)
「金色〜」は時代背景や主人公の置かれてる状況もあって、ネームを描く時間より考える時間が長いです。
作画面だと薔薇色もですが建物や身の周りの雑貨類の資料があまり無いなか頑張ってくれてるアシさんには感謝です。
連載3本以外に今年は映画『10万分の1』の公開もありました。
映画に関してはこの一つ前に記事をアップしたのでそちらを読んで頂ければと。
今、世間的に来年どうなるか予測がつかないような状況ではありますが、まずは自分に出来ることとして予防に努め執筆活動が続けられるようにしたいと思います。
皆さんもお体ご自愛の上良いお年をお迎えください。
2020年も読んでくださってありがとうございました!
2021年も頑張りますので宜しくお願い致します。
宮坂
11月27日「10万分の1」が公開しました。
私も初日舞台挨拶に伺わせて頂きました。
平祐奈さん、白濱亜嵐さん、三木監督にお会いするのは去年の3月のクランクアップ以来です。
千紘役/優希美青さん、比名瀬役/白洲迅さん、莉乃の祖父役/奥田瑛二さんとはお会いしたのはこの日が初めてでした。
皆さん素敵な方達でもう別世界の人で、なんか横に居てすみませんって感じでした。
完成版は2月頃にデータでは観せてもらってたのですがスクリーンで観るのは今回が初めて。
大画面で観るとまた感動もひとしおです。
連載中は莉乃達に感情が引っ張られすぎて描くのを途中で投げ出したくなることも沢山あったけれど、こうやっていろんな方達の手で別の形になった作品を見ると最後まで描き切って良かったなと素直に思えました。
何より映画制作に関わった多くの方がこの作品を大事に扱ってくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
主演の平さんは劇中何度も転ぶため実際に怪我もされてまさに体当たりの演技でした。
特に症状が進行した状態の演技がリアルで引き込まれます。
白濱さんも桐谷の強さの中にある優しさや弱さを演じ分けていてまさに桐谷蓮でした。
鑑賞時は映画の冒頭からこれまでのことを色々と思い出して、様々な場面でうるっときてしまいました。
主題歌の「Star Traveling」、挿入歌の「36.8℃」もとても素敵な楽曲で劇中で流れると更に感極まってしまいます。
この2曲はどちらも映画のために書き下ろされた曲で、前者が桐谷、後者が莉乃の気持ちにリンクしています。
特に挿入歌「36.8℃」のタイトルの意味が気になった方は、ぜひ100000-1.comで眉村ちあきさんのコメントを読んで欲しいです。
YouTubeの眉村さんの公式チャンネルでは10万分の1スペシャルver.のMVも公開されているので良かったら見てください。
コロナが流行る中、劇場に足を運んでくださった皆様ありがとうございます。
何度も観たと言うリピーターの方も多くいて驚きました。嬉しかったです。
観に行けなかった方も来年はDVDなど出ると思いますので楽しみにして頂けたらと思います。
病気をテーマにした作品は御涙頂戴と嫌厭されがちですが、日常の当たり前は実は当たり前じゃないんだということが伝わったらなという思いもこの作品を描く動機のひとつにありました。
莉乃と桐谷の当たり前の日常を描いてはいるけれど、それは当たり前ではない日々でもあるんだと。
私自身何度か大病を経験したことで気づいたことでもあります。
世の中にはALSだけではなく他にも沢山の難病があります。
この作品で少しでも多くの方が難病のことを知る切っ掛けになれたなら嬉しいです。
そして、簡単そうでいて難しいことでもありますが、周りにいる誰かに優しさと思いやりを持って接しようと意識して頂けたらと願いを込めて。
8月の生配信イベントに参加くださった皆様ありがとうございました。
自分がネットイベントに出る日が来るなんてこれまで思ってもいなかったので緊張しましたが無事に終えることが出来ました。
今回は時期の都合でカラー作業から下絵作業に変更されましたが、もしまた機会があるとしたら今度こそカラー原稿作業が披露できればいいなと思っています。
さて、映画「10万分の1」の公開まで残り30日となりました。
ムビチケもマスクケースの特典付きで10/30から発売されるそうです。
詳しくは映画の公式サイト100000-1.comをチェックして頂くと良いかと思います。
ちなみに映画に関して嬉しいお知らせがありまして、10/31から11/9にかけて行われる東京国際映画祭の特別招待作品の一つに「10万分の1」が選ばれました。
期間中の11月5日に舞台挨拶つきの先行上映があり主演の2人と監督が登壇されます。
抽選に当たった方のみの鑑賞となりますが応募数が定員を遥かに超える数で映画会社の方が驚かれていたそうです。
私は当日仕事で行けませんが当選された方はぜひ楽しんできてください。
映画公開前の11/13には小学館ジュニア文庫よりノベライズ版、11/18は映画主題歌『Star Traveling』、11/20にサントラが発売しますのでこちらも宜しくお願いします。
ここからは掲載情報です。
毎月24日発売のチーズ!本誌で『黒崎秘書に褒められたい』が連載中です。
12月には1巻が発売します。
黒崎に関しては発売日が普段のチーズ!の単行本発売日よりも早まるので分かり次第また情報載せますね。
蛇足になりますが、連載初回のタイトルで「ほめられたい」の漢字が「誉」でしたが2話目から読み切り時と同じ「褒」に変更しました。
初回で「誉」の漢字になったのは担当さんの案だったのですが、私の中でタイトルの意味的にはどうしても「褒」の方がしっくりくるのと1話目掲載後もモヤモヤしてしまったので戻したいと相談し元の「褒」にして頂きました。
見た方の中に1話目と漢字間違ってないか?と思った方がいるかもしれないので念のためこちらに理由を書かせて頂きました。
『薔薇色ノ約束』の最新31話が11/5発売のプレミアチーズ!にカラー40Pで掲載されますのでこちらも宜しくお願い致します。
12日に情報解禁となりYouTubeにチャンネルも出来たので特報映像が見れます。
今後、ムビチケやグッズ情報など色々出てくると思いますので宜しくお願い致します!
ところで前回のブログにチラッと書いたネットイベントですが8月14日の夜に作画の生配信をします。
元々はカラー原稿を塗る作業を配信予定だったんですが、配信システム構築の都合でイベントスケジュールがずれたため、逆に私の都合がつき難くなりまして、カラーでなく連載原稿の下絵作業の配信に変更になりました。
ただですね、当日は薔薇色の修羅場直前で余裕がない状態でして、集中するために私の音声は無しで代わりに担当さん達が解説する形になります。
時間も数十分程度なのでご了承ください。
有料ではありますが、それでも見たいと思って下さる方は当日まで申し込み出来ますので、お手数ですがチーズ!の公式サイトやTwitterなどで視聴方法をチェックして頂けると助かります。
簡単ではありますが取り急ぎ告知でした!