RayflowerTOUR 2022-2023Spring Sprout2022.5.30@shinjuku BLAZE

 

 

 

 

 

Rayflowerのライブに行ってきました。

 

 

 

 

 

本名古屋公演のブログはこちら
Spring Sprout 2022.4.12

本大阪公演のブログはこちら
Spring Sprout 2022.4.13

 

 

 

 

 

この日は、

沖縄のFC旅行で同室だった、

大好きなロップイヤーさんに会えた。

本1月の沖縄①サクラザカで…編

 

再会してすぐ

最後に会ったのはいつだっけ?

と話しだしたのに、

どちらも思い出せないという・・・笑

 

 

 

COVID-19が中国武漢市で

発生したのは2019年12月8日。

日本で確認されたのは

2020年1月16日。

COVID-19の【19】は、

【2019】をさす。

 

長引くことは

当初から予想できたけど、

歯切れの悪いことが続いたような。

底力を見せたのは

市井の人々だった。

 

音楽が

活気を取り戻したのは、

それが人々にとって

必要なものだから。

 

 

 

配信ライブでは

元気な姿を見れて嬉しかったけど、

それ以上にはならなくて。

平面を見つめるのではなく、

同じ空間で奥行きを眺めていたい。

この場所がなくならなくて、

本当によかったと思う。

 

 

 

花花花花花花花

 

 

 

この日のRayflowerは、

少し違っていた。

 

 

 

ツアーと銘打ちながら、

2日目からひと月以上空いた。

そして今日は

ツアーファイナルなのだけど、

田澤くんは

ツアーという気がしていないと

挨拶をする。

 

冒頭にあるはずの

「Rayflower TOUR 2022

 Spring Sprout

略して」

「スプスプー」

も、なかった。

 

それは

変わっていくRayflowerを予感させ

新たなフェーズに入る

決意のようなものだったのかも

しれない。

shokopon*シャボン*bubble*

 

 

1曲目から気迫が

違うような気がしていた。

 

 

名古屋や大阪では、

ツアーができる喜びを

噛みしめていられた。

 

 

名古屋公演が初日、

それだけで感動だった。

ツアー自体が組めなかったことを思うと、

バンドが関東圏から脱したという

物理的な意義があった。

比較的移動しやすい距離なので

見知った顔がちらほら見受けられ、

酷く久しぶりという印象でも

なかったりする。

 

対する大阪公演には、

2日目という

旅が継続する喜びがある。

そして東京からは

日帰りが少々厳しい距離とあって、

遠征しない顔ぶれが増え始める。

それが新鮮な空気感や存在感を

生んでいるように思う。

そうして再会の意味合いを

より一層強くした。

 

 

だからもうここまで来たら、

みんなが元気で

変わらず自分達の音楽を

愛しているということを

再確認する必要は

なくなったということなのかな。

キューピッドオレンジの花

 

 

音が、声が、

仕草までもが熱い気がする、

やたらに。

 

 

演奏も、

迫力が違う気がする。

フロアが盛り上がってきて

相乗効果的に

熱を帯びていくのではなくて、

1曲目からずっと

同じ熱量。

窺われているのではなく、

常にリードされ続けている。

 

 

それを確信したのは

『イニシエ』でだった。

ライブでしか聴けない

都さんのキーボードソロは

いつも特別で。

もともと熱いメッセージを

持っている曲なんだけど、

解釈を変えたのかな。

それにしても熱っぽい。

なんて情熱的な

『イニシエ』だろうと思った。

ハート。花Love1d.heart*

 

 

田澤くんが

歌いながら頭に手をやり

髪に触れて歌う仕草を

初めて見た気がする。

声だけでなくて表情も

体から溢れていた。

 

 

COVID-19が引き起こした

パンデミックから3年になる。

身動きの取れない状況が

長期化して

先の見えなくなる時が

誰にもあった。

田澤くん自身にも。

だからこんなメッセージを

わたしたちにくれたのだろう。

 

 

ハート♥はーと

「俺が思うに、

大きな幸せも小さな幸せも

同じ時間で消える。

それなら、大きな幸せを追うよりも

小さな幸せをたくさん作った方が

幸せじゃない?」

ハート♥はーと

 

 

そう言って歌ったのが

『Change Your Sight』。

 

 

 

歌いながら、彼は

胸の前で手のひらを上にして

そこに何かを表現した。

 

胸の前に象ったそれを

仕舞うように

胸に押し当てた。

そしてまた

手のひらを上に向けた状態で

手を止めて

さきほど仕舞い込んだものを

そっと見せるような仕草をした。

あれは 【こころ】 だ。

 

 

 カタチがないのは 

 壊れてしまわないためさ 

 

 

わたしが一番好きなフレーズ。

ここでいつも

あぁ、

だから心には形がないんだ…

と、納得させられる。

 

 

 ピントを合わせたら 

 その正体が見えてくるんだ 

 Love Shape 

 

 

この歌詞に辿り着く頃には

もう救われている。

だけど

このあとに続く歌声を待っている。

なんて綺麗な声で歌うのだろう。

こんなに綺麗に伸びる声を

他に知らない。

羨望と感動。

本当にこの曲は綺麗なんだ。

歌詞も、曲も、

ギターのアルペジオも、

キーボードのメロディーも

ベースラインも、

それらを支えるドラムでさえ。

 

 

視点を変えれば

景色も変わり、

苦しみは長くは続かない。

.-ファイル1054.gif

 

笑えないのだとしたら、

それはこころの持ち方のせいだって。

y-DIMG1917.gif吉-EntryImage.gif

 

優しく寄り添ってくれる曲

だったのだけど、

しなやかな強さを

伴うようになった気がする。

 

 

『ユースフルハイ』では、

メンバーがステージ中を移動する。

フロアに一番笑顔が

こぼれる曲かもしれない。

 

 

サビが近づくといつも

センターにYUKIさんが来て

軽やかにお立ち台に飛び乗り、

落ちないように肩を支えられて

田澤くんと並んで立つ。

サビ前には

田澤くんが指差す方向からシェパードねこの手→*こっち

その向きに合わせてみんなで揺れる

フレーズがあって。

 

オレンジの花ふわふわ オレンジの花ふわふわ オレンジの花ふわふわ

 

そしてサビに入り、

お立ち台から降りようとして

なかなか離してもらえないYUKIさんが

面白かった。

えねこ汗フライングV汗あせ2降りられないあせ

 

 

 

そんな風景をもうずっと見てきたので、

この曲で定位置から動かず

距離を保ち続けるメンバーを見た時は、

COVID-19の感染力の強さを思って

はっとした。

感染対策は飛沫の防御。

あの時の接近を抑制した手掌は、

寂しさを感じるのと同じだけの

相手を大切に思う心遣いだった。

 

 

 

静と動が織りなす躍動感を

作り上げる、

IKUOさんとSakuraさんの

呼吸の合わせどころは

猛烈にかっこいい。

『Runaway Brain』の

Sakuraさんがシンバルを

力強く、かつ

素早くミュートするところが見れて

最高だった。

きらきら豆しば

 

 

 

前公演と同様、

メンバー全員の声が聴けたのは

アンコールで。

 

 

最初のトークはIKUOさんから。

【自分のバンド】のツアーを

とても大事に思ってくれている彼は

rabbit*・ ・*「誰一人欠けることなく…」

と感慨深げに語りだした。

 

 

いろんな現場を抱えていて、

サポートメンバーとして

大きなステージに立つ機会も多い。

誰か一人でも感染していたら

公演は延期か中止。

そんな立場を

常に意識して

過ごされていたことと思う。

 

rabbit*・ ・*「でも家に帰るまでがツアーだから」

 

そのあとは、近況に触れた。

物事をパーセンテージで

言うのが流行っているとかで。

ゴディバのチョコレートは

カカオの配分によって

パーセンテージが

異なることを知ったのが

きっかけかな。

テレビでやってたんだってaya

チョコレート

 

そして

無事の帰宅が

ツアーの100%成功を

意味するのなら

今は何%シェパード??かと聞かれると、

 

rabbit?「今アンコールまで来てるから……」

 

と綿密に考え、

「92%」

とやけにリアルな数字を

挙げたところが

生真面目なIKUOさんらしくて

笑っちゃった。

プリネコ*。

 

 

Sakuraさんは、

今ツアーで大阪を訪れた後、

ツーリングに行ったことを

話してくれた。

 

バイクの大型免許を

所有されているそう。

久し振りにご友人等と

バイクに乗れて

楽しかったみたい。

それで、免許を取りに

行こうとしていた20代の頃に

お付き合いされていた方の

話をしてくれた。

 

律儀なSakuraさんは、

当時付き合っていた女性の

プライバシーを守るため、

『とっても天真爛漫な元カノ*@@*

というワードを繰り返し使う。

シェパード「名前は何て言うんですか」

黒猫「名前?」

シェパード「元カノに名前つけましょ。

本名でなくていいです。

『とっても天真爛漫な元カノ』

って

この先も出てくると思って」

 

登場人物が混同しないよう

配慮された提案なのだけど、

やっぱり律儀なSakuraさんは

偽名を思いつけず、

間接的にだけど

彼女の本名をフルネームで

明かしてしまっていた笑

 

その彼女に

バイクの免許を

取りに行こうと思っている

と話したところ、

かっこ左やっちゃん、かっこいい~ハートかっこ右

と盛り上がってくれて

かっこ左せーの、

仲間が・バイクで・死んだのさ~♪かっこ右

って、

手拍子を付けて

ノリノリで歌ってくれたのだそう。

ドクロえ

 

シェパード「なぜ2番」

黒猫「バイクが出てくる歌で、

それが一番に出てきたんだろうね」

 

片福面と一緒 かわいいひとハ。

 

 

 

YUKIさんは、

久し振りに実家に帰ったお話。

ねこ「何話すかな、

話すこと特にないかなって思ってた」

と話し始める。

でも、

ねこ「俺、ハンバーグ作るわ~」って

お母さんと一緒に

スーパーに買い物に行って、

二人でキッチンに並んで

調理する間、

今まで知らなかった子どもの頃の話を

聞けたことが新鮮だったみたい。

愛されて育ったのだろうね。

これからは

帰省する回数を増やそうと思って、

と言っていた。

ハート

 

そして、

カレーが辛かった話へ。

 

この日

YUKIさんが食べたチキンカレーが

とても辛かったそうなのだ。

 

ねこ汗あせ「別に怒ってるわけじゃないよ」

 

と言って、

お弁当として手配してくれた

スタッフさんや

その話を聴いているわたしたちが

嫌な気持ちにならないよう、

穏やかな口調で補足をする。

 

辛いものが好きなYUKIさんが

汗をダラダラとかいて、

耐えきれず出されたカレーを

半分くらい残してしまったと。

Sakuraさんも

辛いと言っていたそうで、

クロヒョウふわふわ「これだめだ・・・」

真剣に辛かったものと思われる。

 

 

ねこ「俺、YOSHIKIさんの気持ち

わかったわ」

 

その一言でどっと会場が湧いた。

YOSHIKI氏の『カレーが辛い事件』を

知る人は多かったよう。

 

 

X「YOSHIKI氏のカレーが辛い事件火

東京ドーム公演の前日に、カレーが辛かったことに激怒して、そのまま帰宅してしまったという、X JAPAN伝説のひとつ。

 

ライブのリハーサルに来ていたYOSHIKI氏は、楽屋に行きつけのカレー店のカレーを準備しておくよう頼んでいた。しかし、運ばれてきたカレーは辛党のYOSHIKI氏ですら気を失ってしまう程辛かった。それにブチ切れた彼は、テーブルをひっくり返し、リハーサルもせずに家に帰ってしまった。


サングラス 黒メンバーのToshI氏も味をみたが、辛すぎて汗がダーッと出てきたと証言する。
また、自身の健康を考えて野菜カレーを注文したつもりがポークカレーだったことも、帰るのを後押しした。
1995年1月9日放送の『HEY!HEY!HEY!』にバンドが初出演した時に、初めて世に明かされた事件。

 

YOSHIKI氏は、「あったまきて帰っちゃいました」と言っていた。

ねこ棒

 

 

YUKIさんが帰らなくてよかった・・・

 

 

いつもの優しい笑顔だけど、

本当に大丈夫なのかな。

もしかして無理してない?

本当に怒ってない?

そう心配するファンの視線を感じて、

 

シェパード「大丈夫、本気で怒ってる時は

こんなもんじゃない」

 

とフォローする田澤くん。

いつかのツアー先でのことを

話してくれる。

 

 

YUKIさんが先に会場に到着して

お弁当を食べる時があって。

食べてみたら、

どのおかずにも全く味がしなかった。

田澤くんが到着した時には

YUKIさんの怒りは

頂点に達していて炎

会うなり険しい形相で

「こんなん無味!

と言われたというお話だった。

お!! トリック犬 しろねこさんびっくり

 

ねこあせ「これをメンバーが食べたら

がっかりすると思って」

 

YUKIさんはメンバーに

(おかず買ってきた方がいいよ)

とLINEしている。

 

食は人間の三大欲求のひとつで

生きる上で重要なもの。

生活するうえでの楽しみでもある。

YUKIさんは

料理をするのが好きな方だし、

味覚も優れているのでは。

そういう人にとっては、

味もみないで

料理を提供した人に

思うこともあるかと。

でもわたし、

お二人のやり取りが

とても面白くて、

ご本人が引くぐらい

大ウケしてしまって大変だった笑

ayasei

 

 

 

フライパン

都さんは、

最近料理をしているお話。

Rayflowerのメンバーは

料理の上手な人が多いそう。

おさるさん「みんな料理上手いやんかぁ」

と、

両隣や前方のメンバーの顔を伺う。

ヤンニョムチキンを

覚えたそうなのだけど、

うまく発音できていないみたいで、

お客さんに笑われてしまう都さん。

シェパード「それほんとにそんな名前?」

「ヤンニャムチキン」さるあせ、あせ

何回も言わされるうち、

「ニャンニャムチキン」さる汗あせ2

って聞こえる笑

 

わたしは韓国料理はわからなくて

片福面と一緒

世の中にはそういうチキンがあるのか・・・

と思った。

 

お肉を食べに行った話も

されていたな。

 

おさるさん「みんなにも会いたいって言うてたわ」

シェパード「腹こわそ」

注冗談です

 

 

 

そんな空気で

会場中が和んでいた時、

YUKIさんが田澤くんのことを

なにげに

ねこ「田澤」と

呼び捨てで話しだして、

シェパード!?

「いつも『田澤くん』やん!」と

動揺を見せた場面も、

未だに笑える。

プリネコ*。

 

 

 

日常のいろんなことを

忘れて笑っている。

演奏をしている時よりもぐっと

メンバーとの距離が

近くなった気がして、

本当にしあわせなのだ。

 

 

 

秋にまたツアーをすると

発表してくれる。

最後に

大きなエネルギーの交換をして

終演。

 

 

 

 

 

 

そして

IKUOさんの帰宅をもって

Rayflower TOUR 2022

Spring Sprout 終了笑

 

 

 

とにかく激しくて、

綺麗で強くて美しくて。

 

そして

メンバー間の会話が

居心地がいいので、

いつものように

落ち着いてしまっていた。

 

 

 

再会を喜び

楽しかった記憶を辿る。

その会えずにいた歳月を経て

わたしたちが目撃したのは、

心身ともに研磨された

彼らの姿だったんだなぁと

思って。

 

これまでにも

流行や目新しいこと、

派手なことを

必要としてこなかった。

いつでも

知識と技術と

深い洞察力をもって

音楽に没入する。

それが最大の強みで

あるような。

 

 

 

 

 

アンコールで登場する時に

YUKIさんが着ているツアーTシャツの

この日のダメージ具合aya

ファイナルでは右袖と背上部と裾に

さらなるダメージが加わっていた。

そこにはお洗濯による

ダメージもあったのか、

相当な仕上がりになっていた。

白猫

あれは

パーセントだったのか気になる。

豆しば豆しば豆しば

 

 

 

写真がたくさんあります困る

 

 

 

Rayflowerが

存在していることが

本当に嬉しい。

 

楽しかった思い出ばかり出てくる。

こんな日々がこれからも

続いていきますように。

 

 

 

 

 

素晴らしい時間と空間を

ありがとうございました。

キューピッドはぴ♪オレンジの花

 

11月から始まるツアーも

楽しみにしています。

片福面と一緒♪*