久々野智 小哲津(くくのち こてつ)の Q,KOTETSUの日々

久々野智 小哲津(くくのち こてつ)の Q,KOTETSUの日々

ブランドプロデューサー久々野智 小哲津(くくのち こてつ)こてQの日々 喜哀楽と雑感と写真 インスタも見て。Instagram https://www.instagram.com/q.kotetsu/?hl=ja ツイッターもこっそり。検索してみて。

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今後ともよろしくお願いします。

久々野智 小哲津(くくのち こてつ)

今日は、コンプレックスやダメなところが、個性になり魅力になるって話。


企業のブランディング戦略をたてる時は、しっかり競合研究もします。

タレント俳優や議員のブランディングをする時は、同じようなイメージを持っているライバルを調べ尽くします。


  そこと比べて、「○○○が劣ってるんだよなあ。」「▲▲▲▲が足りてなくて。」というところに目がいきがち。


私が競合やライバルを調べるのは、比較してどこが優れているとか、劣っているとかを見るためじゃなくて、どこに個性があるかってこと。


実際はダメなとこや、弱点欠点があるほうが、強いブランドになりやすい。


 ブランドとは、ファンづくり。ファンづくりとは、熱狂的な応援者づくり。

では、熱狂的な応援者は、完璧な人やものだから、生まれるのか??




子供が肌身離さず、何年も持っているぬいぐるみ。もうボロボロ。黒ずんでほころびがあって、ウサギなら耳がとれそうな。

よくあるでしょ?

欠けてるものだらけ。


 その子供が大切にしてるボロボロのウサギのぬいぐるみを、最高級の新品の完璧にかわいいウサギのぬいぐるみに変えると喜ぶか?


 人でも物でも、「ここのところだけ何とか直ししてくれれば。でも目が離せない...... 」「みんなはわかってないけど、これの本当の良さは私だけがわかっている。」のような欠けているものへの愛着がどれほど強いか。


弱点や欠点を、どう出していくか?

出し方によっては、強力な魅力の1つになる。


ウルトラマンも3分しか戦えないから、応援したくなる。アメ車の中古車は、手入れが必要だから手に入れてから楽しくなる。グループの後列でちょっと遅れて踊ってる控えめなタイプに声援を贈りたくなる。


 どのドラマも主人公は、欠点や弱点や弱みを抱えてる。特徴と弱点の両方を押し出すことで、それがブランドの個性になる。




よく聞かれる質問で、


「ブランディングって見せ方の問題で、髪型とかメガネとか今っぽくするといいですか?」

「インスタにステキな写真をあげると、ブランディングになりますよね?」

みたいな内容。


それは、ブランディングのいち部分であって、本質じゃない。とこたえてます。

見た目、見せ方がすべてじゃない。


何を伝えるか?それが大事。


これもよく聞かれる

「普通の仕事の人が、ブランディングして何かが変わりますか?」


断言できる。

これは、もうハッキリと変わる。




ブランディングって、自分自身の価値や魅力を最大限高めて伝えていく事だから。


それができるようになって


まわりの人に自分自身のやりたい事、これからの可能性や使い方がしっかり伝われば、応援したりうまく扱ってくれる人がどんどん増える。


セルフリブランディングって、自分自身の本来持っている価値を見直して、どう編集加工していくかってこと。


ただ、ほとんどの人が、まわりの人に伝える以前に自分自身が何者でどんな使い方や、付き合うことでどんな可能性があるかを整理していない。

自分という素材を掘り下げていない。


自分をブランド化していくために最初にやる事。



それは、『魅力的な自己紹介ができる。』ようになること。


そう言うと、ほとんどの人は、

「えっ???」ってなる。


ブランドになって、まわりの人が応援してくれて、応援者が更にまわりの人に「こんな人がいてさ!」って伝えていく時になんて言われたらいいのか?


自分が自分を魅力的に伝える事ができてないのに、なんでまわりの人があなたを素敵に他の人に伝えてくれるのか?


初めてあった時に絶対邪魔されない最初の3分間。

あなたのワンマンステージ。

その何でも言える自己紹介の時点で

興味が持てることを言えるか言えないか。


『自分をブランド化する自己紹介』


今まで考えてもいなかった人がほとんどのはず。


やり方については、また後日。


今は、ブランドにならないとやっていけない時代。

 

「性能なんてそんなに差がないだろう。」

「買ってみても、いらなくなったらすぐメルカリで売ればいい。」

「そもそもほんとに欲しいもの以外、特に所有しなくていいか。」

など、

簡単にモノを買わなくなってます。

 

モノを買ってもらうというのには

『自分のライフスタイルぴったり』『強い欲求』

『惹きつけられる魅力』『強烈な愛着』

を感じさせる事がカギ。

 

私がプロデュースしているブランドというのは、

海外国内の消費者向けのブランド。

化粧品、家電、住宅、スイーツ、アパレル、商業施設、

コンビニスーパーとかで

まさにそれをやってます。

 

人物は、タレント俳優、議員、プロフェッショナル職や、

その分野でトップの方々。

その人が持っている魅力や可能性を最大限高めて

プロデュースする事で

ファンや応援する人に特別な感情を持ってもらう。

それをやってます。

 

ブランドも人も

『ブランディング』をするしないの差は、大きい。

 

でも、

 普通に仕事をしている人、会社で働いている人や

特別に露出する機会が多くない人が、

ブランディングをすると何かいい事あるのか??

 

結論は、いいことは大きくある。と言えます。

 

ブランドとは、知名度を上げる事でも、高級感を漂わせる事でもありません。

 

自分の価値を決める対象者に熱狂的ファンをつくり、

長く熱く応援し続けてもらう事。


くわしくはこっちにも 

→ https://ameblo.jp/k-kukunochi/entry-12427690497.html

 

ブランドとは、

それを買う人や価値を評価するその個人が、

他と比べて優れているいないとか、金額や性能のように比較できるものを超えて

「私は、これに関しては◯◯に決めているんだよ!」と

無条件で選択してくれる状態になっている事。

 

TOYOTA、HONDA、日産のそれぞれの自動車の熱狂的なファンに、

他社の燃費や乗りご心地の比較データや歴史を説明しても

好きなものは好き。ってなるでしょ。

 

女性の場合は、化粧品ブランドは、成分比較や販売本数とかに限らず

「私は、口紅はこのブランドに決めている!」はよくあるでしょう。

 

それでは、一個人がブランド力を高めて

自分が評価して欲しい人から、

応援され続ける状態をつくれたらそれは

とてもうれしいでしょ???

 恋も仕事もまわりの人に応援してもらったほうがうまくいくでしょう??




私がブランディングの最初にやることに、

『そもそも誰にこの魅力や価値を認めて応援してもらうのか??』があります。

ブランドを認めてもらう対象者を決める。

 

「職場の上司と役員に、自分の貢献やいる意味をもっと認めてもらいたい。」

「異性に自分と一緒にいることの楽しさや魅力をもっとしっかり伝えたい。」

「起業したりフリーにしていくときに、自身の応援者をもっと増やしたい。」

これを実現するのが、

個人のブランディング。

 

あなた自身の素材を確認して、それを対象者が食べてみたいように調理し盛りつけし配膳する。

 

対象者によって、よだれが出るほど食べたい料理が

お腹ぺこぺこのタイミングで出てきたら

思わず食べちゃうでしょう。

 

セルフリブランディング=人生の立て直し戦略

 

 個人でもこれができれば、思っている方向にまわりが応援してくれるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


当たり前のように友達と
会話で使うけど、
そもそもどういう意味か
深く考えた事ない言葉って意外と多い。

『ブランド』『ブランディング』も
よく使うけど、
「じゃあその意味くわしく説明して!」と
言われたら、
「うーん。」ってなる言葉のひとつ。

ブランドって
シャネルやヴィトンなどの高いもののこと?
ブランドって
コカ・コーラ、マクドナルドみたいに
みんなが知ってるってこと?
ブランドって
長くやってること?

違います。

『ブランドとは、数値ができる要素や性能などの相対比較できる要素を超越して、私はこれを選ぶという好きや愛着など感情ベースで無条件で選択されるもの。それが選んだ人にとってのブランド。』

例えば、

ポカリスエットとアクエリアスが
売っていて、
いつもポカリスエットを選ぶ。
iPhoneとアンドロイドがあったら
性能がアンドロイドのほうが良くても
iPhoneを選ぶ。
ユニクロ、しまむら、無印良品で
白Tシャツ売ってるけど、
白Tシャツはいつも無印に決めている。
ポテトチップスは湖池屋がいい。
ビールはアサヒ。車はホンダ。

みたいなもの。

みんなにとってのブランド。ってことはない。

買う人その人が、他の人に相対比較で他の商品を勧められても
私にとっては○○は、このメーカーに決めている。
というもの。

いわゆる贔屓。いわゆるファン。

子供の頃、大好きなぬいぐるみや
肌見離さないお気に入りの
タオルがあった人は
多いと思う。

他にもっとかわいいぬいぐるみや
きれいで高級なタオルはあったとしても
これじゃなきゃダメ。
と、
理屈を超えた選択。無条件選択。

ブランドとは、贔屓される理由づくり。
ファンづくり。

値段が高くても安くても
ブランドになれる。