ブスホルモンと言われるけど

岸本です。

 

「生理前になると、なんか私、顔がむくんでブスになった気がする…」

 

そんな声をよく聞きます。

 

そして雑誌やSNSでは、
プロゲステロンのことを

“ブスホルモン”なんて書いていることも。

 

いやいや。


ホルモンにそんなひどい名前つけないでほしい…
と私はいつも思っていて(笑)

 

でも、

そう呼ばれてしまう“理由”があるのも事実。

 

今日はそのあたりを、
やさしく、わかりやすく、お話ししますね。

 

■ 女性ホルモンは2種類ある

まず、ざっくり

 

女性ホルモンは

・エストロゲン(きれいにしてくれるホルモン)
・プロゲステロン(落ち着かせてくれるホルモン)

 

この2つ。

 

プロゲステロンは排卵が終わってから増えてきて、
“高温期”にピークになります。

 

ここからが本題。

 

■ 本当は「脳と心を落ち着けるホルモン」

プロゲステロンってね、
体の中で アロプレグナノロン という物質に変わるんです。

 

この子は、脳のブレーキペダルみたいな役割をしてくれていて、

 

✔ 不安を落ち着ける
✔ イライラを鎮める
✔ 眠りを深くする

 

こういう “守りの働き” をしてくれます。

 

だから本来は、
女性の味方。

決して「ブス」にするホルモンじゃないんです。

 

 

■ じゃあ、なぜ“ブスホルモン”と言われるの?

 

ここ、気になりますよね。

 

プロゲステロンが増える時期には、
体にいろんな変化が起きます。

 

たとえば…

 

✔ むくみやすい
✔ 便秘ぎみになる
✔ ニキビができやすい
✔ 気分がふわっと沈む
✔ だるい・眠い

 

「今日なんか冴えないな…」
そんな感じになる女性が多いんです。

 

これは、

プロゲステロンが悪い

のではなく、

 

ホルモンが急に増えたり減ったりする変化に、
脳と体がついていけない

 

そんな時に起こりやすい反応なんですね。

 

つまり…


誤解されてるだけ。

 

本人はがんばって落ち着かせようとしているのに、
見た目と気分の変化によって

“ブスホルモン”と呼ばれてしまった、
ちょっとかわいそうなホルモンなんです。

 

■ 実はとても大事なホルモンなんです

もう一度いいますが、
プロゲステロンは女性を守るホルモンです。

 

✔ 子宮を整えて妊娠しやすくする
✔ 自律神経を整える
✔ 過剰な興奮をしずめる

 

不足すると、
逆に不安・イライラ・睡眠の質の低下などが悪化しやすい。

 

つまり、
嫌われがちだけど、いないと困る存在。


そんなポジションです。

 

■ プロゲステロンとうまく付き合うコツ

もし生理前の不調が強いなら、
今日からこんな意識をしてみてください。

 

・スイーツのとりすぎに注意
・カフェインを控えめに
・しっかり眠る
・冷えないように温める
・ストレスの出口をつくる

 

そして何より大切なのは…

 

プロゲステロンがしっかり出るためには、
排卵前の卵胞がちゃんと育っていること。

 

ここが整わないと、
プロゲステロンは“そもそも出ません”。

 

女性は「生理があるから不調になる」
と思われがちだけど、

 

実は 生理周期が整っていること自体が

“守られているサイン” なんです。

 

 

■ PMSがつらい人へ

・生理前に気分が沈む
・むくみがひどい
・肌荒れがつらい
・眠い、だるい、何もしたくない

 

こういう方は、
プロゲステロンだけでなく
エストロゲン、ストレス反応、栄養状態など、
複数の要素が関係しています。

 

ここ、ひとりで抱えなくて大丈夫。

あなたに合ったケアを一緒に探せたらうれしいです。

 

 

ではでは、また。

 

 

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目を瞑ると色が見える

昨夜は、よく眠れましたか?

今日は、ちょっと不思議な現象についてのお話です。

 

「目を瞑ると、色が見える」

 

夜、ベッドに入って目を閉じたとき、
真っ黒ではなく
紫の光、チカチカした色

、揺らめくような光が見えることはありませんか?

 

どこかで
「スピリチュアルな感覚が強い人の特徴」
と書かれているのを見たことがありますが…

もちろん、そういう側面がある方もいます。

 

でも中医学・東洋医学の視点では、
“交感神経が高ぶっているサイン”
として見ることがあります。

■ 身体は眠ろうとしているのに、心が起きているときに起こること

身体は「休みたい」と思っていても、
脳や神経がまだ“オン”になっていると、

 

・光のようなものが見える
・色がゆらゆらする
・頭の奥がザワザワする

 

こんな状態が起こりやすくなります。

 

漢方ではこの状態を


「気(き)」の乱れ
「肝(かん)」の高ぶり


として捉えます。

■ 漢方では「目」は「肝」とつながっている

中医学では、
“目は肝の窓” と言われます。

 

ストレスが続いたり、
悩みごとが頭から離れなかったりすると「肝」が高ぶり、
その影響が “目の奥” に現れます。

 

その結果、

 

・色がチカチカする
・光がうごめくように見える
・頭が冴えて眠れない

 

という現象が出るのです。

 

また、
普段から 「気が上に昇りやすい体質」 の方も
この現象を感じやすい傾向があります。

 

■ 夜に色が見えるときの、漢方的セルフケア

そんなときは、身体を“落ち着く方向”に整えてあげるのが一番。

◎ 「肝」の熱を冷ますお茶

・菊花(きっか)
・ミント
・決明子(けつめいし)

涼性のハーブティーは、頭のほてりを落ち着かせてくれます。

 

◎ 「気」を下げておろす習慣

・寝る前の足湯(熱を下におろすイメージ)
・みぞおちを温める(温灸は本当におすすめ)
・夜遅くのスマホ・PCは休ませる(目=肝の消耗を防ぐ)

こうした小さな行動だけでも、
交感神経は静かに落ち着いていきます。

 

◎ それでもつらいときは、漢方薬で整える

体質によって使う処方がまったく違うため、
「どれを飲めばいいですか?」より
“体質から整える”ほうが効果的です。

気になる方は、いつでもご相談くださいね。

 

■ “色”が見えるのは、身体のやさしいサイン

怖がる必要はありません。

 

ただ、
「少しがんばりすぎているよ」
「頭を休めてね」

そんな身体からのメッセージです。

 

気づいて整えてあげれば、
心も身体も、ぐっとラクになります。

 

今夜はどうか、

静かでやさしい眠りに包まれますように。

 

ではでは、また。

【菌と友達になろう】

今、インフルエンザが流行していますが
「手の消毒ってどう思いますか?」
と質問をいただいたので、今日はこのテーマを。

■ 実はとても大事な“皮膚の常在菌”のお話

「菌」と聞くと、
つい“悪いもの”というイメージが浮かびますよね。

 

でも、私たちの肌の上には
常在菌 という、もともと住んでいる菌たちがいて、
この子たちが実はすごく良い働きをしてくれています。

 

 

たとえば…

 

✔ 肌を弱酸性に保ち、悪い菌が増えるのを防ぐ
✔ 肌のうるおいバリアを作る
✔ 小さな傷や炎症の回復を助ける

 

まるで 肌のおまもり のような存在なんです。

■ でも“洗いすぎ”や“強い消毒”には弱い

 

この常在菌たちはとても繊細で、
洗いすぎや強いアルコール消毒が続くと
簡単にバランスを崩します

 

そうすると…

・乾燥しやすくなる
・赤みやかゆみが出やすくなる
・ニキビや湿疹ができやすくなる

 

肌トラブルって、
“化粧品のせい”だけじゃなく、
菌バランスの乱れ が

原因のことも多いんです。

 

■ 肌を守るのは「高い化粧品」だけじゃない

実は、

 

・やさしい石けんを使う
・こすらない
・洗いすぎない
・“何もしない時間”を作る

 

こういうシンプルなケアこそ、
常在菌を育てるいちばんの近道。

 

それにね、
肌の乾燥が少ない人は、
腸内細菌にも“美肌菌”が

多いことがわかっています。

 


腸内細菌でこの美肌菌が多い人は
お肌の乾燥もしにくいことがわかったいます

肌も腸も、実は同じ仲間なんですよね。

 

■ 乾燥しやすい季節こそ、“菌と仲良く”

肌がゆらぎやすい時期ほど、
「菌と仲良くするケア」が大事です。

 

そしてもうひとつ。

 

お店に入るたびに
毎回アルコール消毒する必要はあるのかな?

 

必要なときだけで良くない?


消毒のしすぎは、肌のバリアを落としてしまいます。

 

菌と上手に付き合うことは、
肌だけでなく、

心と体を守ることにもつながります。

 

今日もあなたのお肌が穏やかでありますように。

 

ではでは、また。

 

【感覚神経を鍛えよう】

 

岸本です。

「感覚神経って、鍛えられるんです」
これ、知っていましたか?

 

 

■ そもそも「感覚神経」って?

目・耳・鼻・舌・皮膚などの五感からの情報を
脳へ届けてくれる“センサー”のような存在。

たとえば、

  • 目で見て

  • 耳で聞いて

  • 手で触れて

  • 鼻でにおいを感じて

  • 舌で味わう

この一つひとつが、
実はすべて 脳への刺激 になっています。

 

■ 感覚が衰えると、脳も弱る?

年齢を重ねると、

  • 視力が落ちる

  • 聴こえにくい

  • においが分かりづらい

  • 味が薄く感じる

こんな変化が出てきますよね。

 

実はこの “感覚の鈍化” が
認知機能の低下と密接に関わっている ことを示す研究が
ここ数年で一気に増えてきています。

 

感覚の衰えは
「脳への入力が減る」
ということでもあるんですね。

 

■ 感覚神経にも“トレーニング”が必要!

筋肉と同じで、
感覚神経も 「使わないと衰える」
でも逆にいえば…

「使えば鍛えられる」 ということ。

今日からできる“感覚のトレーニング”を紹介します。

■ 五感 × 動き がポイント!

感覚神経のトレーニングは、

五感を働かせながら体を動かす

これが鍵。

たとえば…

  • ウォーキング中に 季節の香りや音 に意識を向ける

  • タオルをたたむ、ペットボトルキャップを開けるなど 手先の体操

  • 好きな音楽に合わせて リズム体操

  • アロマを嗅ぎながらの ゆっくりストレッチ

日常の中の「ちょっと意識」が、
脳の前頭葉や海馬の活性化につながり、
将来の認知症予防にも大きな効果があります。

 

■ 最後に少しだけ…

実は、
筋肉を動かすときの“意識の向け方” も
脳を変える大事なポイントなんです。

長くなるので、今日はここまでにしますね。

続きはまた。

ではでは、また。

 

 

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✦ もしかしたら「腸活」じゃなくて、ただ下痢しているだけかも ✦

最近よく耳にする言葉、


「腸活」。

 

ヨーグルトを食べたり、
発酵食品をとったり、
サプリを飲んだり。

 

「これが腸活でしょ?」


そう思っている方は、とても多いです。

 

もちろんそれも腸活の一部なのですが、
実はほんの“入口”にすぎません。

 

■ 本当に必要なのは「自分の腸に合った腸活」

腸活と聞くと、
“とにかく菌をとればいい” と思われがちですが、
大切なのはもっと根っこにある部分です

 

  • 食物繊維と水分のバランス

  • 腸内細菌が育つ“土壌づくり”

  • ストレス・睡眠・生活習慣

  • あなたの体質に合わせたアプローチ

 

腸活とは、
“何を食べるか” 以上に “どんな腸を育てるか” の話。

 

ここを勘違いしている方が、実はすごく多いんです。

■ 腸は単なる消化器官ではありません

腸には、私たちの免疫の 70%以上 が集まっています。

 

しかも脳とは “腸脳相関” で深くつながっていて、
腸が乱れると心も乱れ、
腸が整うと気持ちも落ち着いていく。

 

だから、腸が元気になると…

 

✔ 疲れにくくなる
✔ イライラが減る
✔ 肌トラブルが落ち着く
✔ 太りにくくなる
✔ アレルギーが楽になる
✔ 体の痒みが消えた

 

そんな方がたくさんいます。

■ 腸内細菌は「菌のチームプレー」で働いている

腸内細菌は
ひとつの菌が働くのではなく、


菌 → 菌 → 菌 へとバトンを渡す “菌のリレー” で働きます。

 

その結果生まれる
短鎖脂肪酸(酪酸・プロピオン酸・酢酸)
腸と体を整えてくれる本当の“主役”。

 

だから—

ヨーグルトを食べる
= 腸が整う

ではありません。

 

あなたの腸が本当に必要としているのは
「菌そのもの」より


菌たちに“何を作ってもらうか” なんです。

 

■ 「ヨーグルトで便秘が治りました」

 

本当にそうかな?

 

こう言う方も多いのですが、
私はこんな可能性をいつも考えています。

 

「そのヨーグルトに入っていた菌が、本当にあなたに合っていた」

これは最高のケース。
とても良いことです。

 

 

でももう一つの可能性は…

“それ、実は下痢しているだけかもしれない”

ということ。

 

便が柔らかくなって出るようになったけれど、
腸の状態そのものは整っていない。

こういうケースも案外多いんです。

 

腸活は“出ればいい”ではなく


“腸が健康な状態で働けているか” が大事。

 

出ているように見えても、
本質的には腸が弱っていることもあります。

■ 本当の腸活とは

腸を「味方」に育てること

 

菌をただ飲むのではなく、
あなたの腸にいる菌たちが

 

・元気に働き
・バトンを渡し
・短鎖脂肪酸を作り
・あなたの体を整えてくれる

 

この流れが生まれること。

 

つまり、腸活とは

 

“自分の腸内細菌を味方につける技術”


なんです。

 

ここが腸活の本質。

 

 

腸は私たちの心と体の中心。

「なんとなく調子が悪い」
「腸活してるのに変わらない」

 

そんな方こそ、
今日のお話を思い出してみてくださいね。

 

ではでは、また。

 

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