ブログを御覧いただきありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
必要なところに必要なだけ。
無駄を省き、シンプルに。
簡単にするのではなく簡略化する。
etc.…えとせとら…エトセトラ
言葉の響きはいいのだけれど、どうしても不都合と不合理を感じてしまうのが「一律」を意識している部分。
すべての業種で同じ勤務時間、休暇の取り方などを求めるのって無理じゃないかと思う。
だってすべての業種が同じなわけないから。
「あなた働きすぎですよ」は自覚できない事があります。
組織全体がそうであると組織内では気付かなかったり、【これが当たり前だ】としてしまう事があります。
しかし、その動きでないと間に合わない業種だってあるわけです。
芸術に関すると、一年365日休まず作品のことを考えている人って多いです。
それが苦になっていないし、そこに成果を求めていない事も多いから「働きすぎ」と言われる事はありません。
また芸術に取り組む事が「働く」という認識で世間にとらえてもらえない事もあります。
『趣味の延長かと思ってた』という感覚、と説明するとわかりやすいでしょうか。
「こんなすごい人がこんな近くにいたんですね」なんてかる~ぅく言っちゃだめですよ。
人命に関わる事件事故が起きた分野に改善が必要な部分があって働き方改革をしていくのは良いと思います。
それによって事件事故が減ればよいではないですか。
効率が下がったり、利益率が下がったりもするでしょうが、そこは人命の方を優先してもらった方が世間に優しくなります。
効率が下がる部分には人員を増やす、雇用創出という観点でも良い結果が出ます。
企業としては人件費が上がってしまいますが、今まで通り働かせていた場合の話。
勤務時間が働き方改革で減る事でお給料の査定を変えればよいのです。
給料が減ると民は困るので、そこを国がなにか考えればいいんです。
以前、ベーシックインカムなる言葉を聞き、働いてないのにお金貰えるって素晴らしいーって思った事があります。
この言葉が出てきたのって働き方改革に合わせて出てきた事に今頃気付いてます。はい。
あ、ちょっと話が自分が書きたい事から逸れました。
働き方改革の根本なんですけど、各職業ごとに「必要か不必要か」の検討と議論はあったのでしょうか。
ある職種が働き方改革を進める事で困ってる事案もあります。
運送関係は勤務時間ルールで困ってますよね。
学校関係だと部活動の地域移行でも受け皿が無くて困ってますよね。
身近なもので二つ例を挙げましたけど、結構いろんなところでチラホラ聞こえてます。
改革の必要な場所には必要な方法手段で必要なだけ、でいいじゃないだろうか。
PTAの役員をしている時に議論で出て来ていた、教師のフレックスタイム制の話なんか良く出来た話だったけど…
公平平等って仕事には難しいと思うんですけど…
と、たまには難しい事を考えるとカロリー消費量が増えるそうです。
瘦せたかな。
ではまた。