直前期の考え方 | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

さて、そろそろ冬休みにはいります。この冬休みは受験生にとってまさに直前。否が応にも頑張ってしまう期間です。

 ですが、正直、期間が短すぎて塾のカリキュラムとしては過去問や問題演習で終わってしまいがちです。これは結構、落とし穴になります。

 過去問をやるとわかるとおもうのですが、全範囲がでているという学校はまれです。どの年でも偏りがあります。それを素直にやるだけになってしまうと、『抜け』が生じやすいです。

 不安なので過去問をやるのもよいのですが、それで学力自体は伸びない、というのが業界でも鉄則です。学力はやはり、日々の問題集などで地道にこなした分がものをいいます。

 塾で総復習をやってくれない場合は、家などで標準問題を全分野といておくとうまくいきます。僕は以前も書きました通り、過去問は最小限にしかやらないタイプでしたので、塾講師であるときも、過去問は家でやってもらうか、塾に来て授業前後にやってもらっていました。基本、最後まで全範囲を何度もやり続けます。

 感覚として、秋以降全範囲を2周するとどんな子でも偏差値50くらいにはなるカンジです。もっといった子も多いですが……。
 60超を目指すとなると、これにちょっと難しめの問題の演習がいります。理科なども記述を中心にやった方がよいでしょう。

 みなさんが悔いの無い冬休みを過ごされることをお祈りしております。

 あ、それではこのへんで。いつも読んでくださってありがとうございます。




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