あきらめの悪さのすすめ | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

いやー、ちょっと(・・;)忙しい日が続いていますー。受験生の方は直前期。みなさん、体調など崩していませんか? 僕はぎりぎりのところです。

 人間、ギリギリまでやって初めて分かる境涯というものがあります。異常な集中力が生まれたりします。僕は中高の6年間でなんども自分の限界が突っ切れる感覚を経験しました。
 小テストまであと10分しかない、でもテスト範囲がまだこんなにある。それで切羽詰った、なんてことがよくありました。その時は10分で集中しまくって全ページをささーっとチェックするのです。けっして捨て範囲はつくりません。やるだけやるのです。すると、とんでもない速さで覚えなおしたりできます。ぐったりつかれますが、小テストくらいならなんとかなりました。今考えると、「集中する習慣」みたいなものがここで培われています。

 おわれるような経験から得たものでもあります。子供を追い込んで勉強をさせる、というスタイルそのものはもう時代遅れだとは思いますが、『必死さ』はよいものです。可能性が開拓されるカンジがします。

 今のニヒリズム(どうせ~なんてよー、っていう考え方のことです)が浸透しきってしまった子供たちにこれを伝えるのがなかなか大変です。とにかく、疲れるのを嫌い、最後まで無様に諦めないで食らいつくという泥臭いスタイルができません。大人でも何必死になっちゃってんのよ、みたいなことを言われる方も多いですよね。やっぱり、ドラゴンボールとか巨人の星みたいに、泥臭く修行するアニメがいるのかも……なんて(笑)

 僕のスタイルは基本無様です。死んでもやり切る覚悟でやります。そうでないと、才能のある人や、天才と呼ばれる人たちに叶わないからでした。勉強刑務所といわれた我が母校の厳しい環境のおかげでもあります。

 今はもっと調和のとれたやりかたもできるようになりました。が、基本、あきらめが悪いですね。最後まで志望校を変えずに、全範囲をびちっとやろうとしますし、弱点をなくそうとします。『全範囲捨てずにやる』それが王者のやり方だと思うからです。実際、結果も出やすいです。

 他人にどういわれても、あきらめ悪くいきましょう。絶対、なんとかする、と思い、そのための行動をし、やりきれば、たとえ結果がついてこなくても得るものは大きいです。

 あ、それでは今日はこのへんで。いつも読んでくださってありがとうございます。



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