こういうテストを毎年見ていますと、気づくことがあります。それは「全教科がまんべんなくいい」という子はいないということです。どんな子も、必ず何か一教科はできの悪いものがあります。
これは脳のタイプによるらしいです。昔、恩師のO先生がおっしゃっていたことを思い出します。O先生は僕と同じく、生物を専攻していたので、その深い知識にはいつも感激させられていました。
ずばり、脳のタイプは「数学型」と「社会型」にわかれます。つまり、「思考」が得意な子と、「記憶」が得意な子に分かれるのです。どんな優秀な子もどちらかが得意でどちらかが不得意な感覚があるはずです。仮に全教科100点だったとしても、どの教科かは苦労したはずです。
例えば、僕は典型的な記憶型です。社会などはテスト範囲のノートを時間をかけてまるごと覚えてしまっていました。中学の頃は脳の活性が高く、すべて暗記できたので、もう一冊、同じないようのノートをなぐりがきでできたりしていました。その代わり、数学などの思考を要するものは何度といてもできません(ノ_-。)
頭を真横からみたときに、デコッパチ(古!)みたいに額が出ていると「数学型」平らだと「社会型」が多いとされています。これはあくまで傾向です。必ずしもそうでないのでご注意を。
脳のタイプがわかると、対策を打ちやすくなります。苦手なものに意識して取り組めば良いのです。上位層の子は自分の弱点を知り、それを意識的にやります。逆に今、どんなにできなくても、どちらかは得意になれる才能があるはずなのです。まず、そちらから克服していけばよいでしょう。
そう、『全教科ができない』という子は存在しないのです。さて、あなたはどっちですか?
あ、それでは今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。
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